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お気に入りaudio-technica AT33sa

ViV laboratory NELSON HOLD

当ラボでは各コースやジャンルに応じてカートリッジをチョイスしているが、現状使用頻度が高いのは日本が世界に誇るメーカーaudio-technicaの製品かもしれない。特にAT-ART9XAAT33saはお気に入りで、その中でもAT33saは大変重宝している。AT-ART20というモデルも所有しており、(後述するが)とある事情で現在新品未使用ストック中。今回AT33saについて書きたいと思う。

AT33sa
AT33sa

上記画像は本日開封した新品モデル。というのも10日ほど前Lチャンネルの音が出なくなった。かなり前からLチャンネルに不安があり、リードワイヤーをごそごそ触ると改善していたのだが、今回ブーンという雑音が出た後一切音が出なくなった。ヘッドシェルやリードワイヤーを変えても改善しなかったので、お隣福井県にあるaudio-technica本社に修理依頼として送付した。

修理受付から状況報告まで大変スムーズに対応いただけるので安心してお任せした。で、今回のは内部のコイル断線によるもので修理不可能とのこと。保証期間1年を超えてるので新品交換を提案されました。もちろん費用はかかるが新品交換なのでこちらも安心だ。定価の6割程度の価格なので良心的と言えよう。ただ、少々解せないのは、新品購入して僅か1年半ほどしか経っておらず、通常の使い方でもちろん乱暴な取り扱いはしておらず、なのに内部コイルの断線とは。。。。こんなことってあるのでしょうかと、サポートに問い合わせたところ、使用期間関係なく稀にあることとの回答。

ちなみ1年半前新品購入時にもこのような出来事があり、点検確認の際断線を誘発することがあったのでは?との問いには、本体は分解していないので、懸念する事象は考えられないとの回答。なるほど。これは仕方がない。すぐに気持ちを切り替え新品交換品到着を楽しみに待つことにした。

AT33sa
AT33sa

修理依頼から10日ほどで新品のAT33saが届いた。早速ortofon LH9000ヘッドシェルに取り付けた。リードワイヤーはKS-RemastaのKS-Stage ○○ EVO何とかという、そこそこ値の張るものを装着。前回のこともあるので早速出音チェック。全く問題ない。いい音鳴ってます!壊れる前の個体よりも音が良いのでは?と思ったが、当然である。トーンアームがViV laboratory RIGID FLOAT13 CBに変わっているのだから!めちゃくちゃいい音だ。

AT-ART9XAの方が数万円高価だが、引け劣らぬクオリティーのAT33saである。低域の量感はAT33saの方があるかもしれない。ファンクやソウル系に使いたくなる出音だ。RIGID FLOATの恩恵が最大限反映されてるように思う。であれば、、、、せっかくなので、、、、RIGID FLOAT購入時に付属してるヘッドシェルNELSON HOLDを使ったらどうなるか?俄然興味が湧いてきたが、これは自然な流れである。

ViV laboratory NELSON HOLD
ViV laboratory NELSON HOLD

早速取り付けリスニング!オーマイガー!ortofon LH9000 & KS-Remastaコンビよりも解像度が上がったように思う。バックグラウンドの静けさが増してるのか?ベールが0.5枚ほど剥がれたかのように、みずみずしいサウンドが目の前に現れた。RIGID FLOAT付属の品だが単体でも購入でき、ヘッドシェルの中では比較的高価なお品、そしてRIGID FLOATとのマッチングも相俟って実に素晴らしい出音を聴かせてくれた。これはめっけもんだ(良いコンビを見つけたの意味)。当面このコンビで使うこと決定だ^^。

やはり、audio-technicaのMCカートリッジ、私は好きですよ。これからもAT33saAT-ART9XA使い続けますよ^^。そしてAT-ART20もそろそろ使い始めようかと。

AT-ART9XA
AT-ART9XA
AT-ART20
AT-ART20

実はAT-ART20比較試聴をニュースコーナーで紹介しており、導入したこともお知らせしている。なのになぜ使い始めようか?しかも新品未開封なのか?実はコチラの出来事が原因でいまだ未開封保管状態なのです。audio-technica製品価格上がる前の出来事なので、現状より安く入手することができたが、心のダメージは相当で現在も未使用状態。しかし、そろそろ使いたい理由ができたので現在相棒となるヘッドシェルを模索中だ。

ACOUSTIC REVIVE RHS-1
ACOUSTIC REVIVE RHS-1
ACOUSTIC REVIVE RHS-1
ACOUSTIC REVIVE RHS-1

ACOUSTIC REVIVE RHS-1は限定100個の逸品である。ネット情報の評判は良いみたいなので、リリース当初から注目していたが、ヘッドシェルにしては高価なので、二の足を踏んでいた。しかし懇意のショップ様より3日ほど貸し出しできるとの連絡があり早速お品が届いた。

ということで、試聴結果は日を改めて紹介する予定。本日はこの辺で。