使用機材紹介

アナログレコードのCD化、ハイレゾデータ化

AD/DAコンバータ

スタジオクオリティ最高品質のデジタル機器

メインAD/DAコンバータ

Antelope Audio : AMARI

Antelope Audio : AMARI

レコードのデジタル化を考えたときに何が一番重要か?アナログソースをデジタルに変換するADコンバータが最重要と考えます。当ラボでは現状最高峰のAD/DAコンバータAntelope AudioのAMARIを導入しました。

アナログ入力は2チャンネルのみ(XLRかRCAを選択)。他メーカーによくあるマイクプリとコンボジャックが併用できるものではなく、シンプルなアナログ2チャンネル入力は入力レベル調整機能すらないシンプルな構成。入力前の段階でレベルを調整してあげれば最高のデジタルデータに仕上げますよと言わんばかりの仕様。

レコードの情報を高品質MCカートリッジで拾い上げる。最高峰のADコンバータでデジタル化。説明不要の高品質デジタルデータが作成可能となります。

マスタークロック

MUTEC : REF10 SE120

MUTEC : REF10 SE120

当ラボではデジタルデータ作成時に発生する電気信号の時間的な揺れ、いわゆるジッターを原因とする音声の乱れを抑えるために、マスタークロックジェネレーターを導入。

AD/DAコンバータ同様スタジオクオリティーのMUTEC : REF10 SE120を採用。アナログからデジタルへ変換する際の安定したクロッキングにより、揺らぎのない高音質データが作成できます。

直接音を出す機器ではないですが、デジタルを扱う上で全体に影響を及ぼす重要な働きをします。当ラボではスタジオクオリティOCXO 10MHzリファレンス・マスタークロックジェネレーターを使用しております。

AD/DAコンバータ&モニターコントロール

Antelope Audio : Eclipse 384

Antelope Audio : Eclipse 384

当ラボではスタジオクオリティーハイスペックAD/DAコンバータEclipse 384を採用。
複数の入出力に対応しモニターコントローラーとしても重要な役割を担う本機は、すでにディスコンとなっておりますが現在も多くのスタジオで活躍しています。

同メーカーのAMARI導入に伴いメインのADコンバーターの役目はAMARIに譲りますが、正確なモニタリングに欠かせない機器としてこれからも活躍してもらいます。

AMARI同様にATOMICクロック(10MHz)の入力端子を備えてるので、10MHzリファレンス・マスタークロックジェネレーターREF10 SE120の恩恵を享受できることも付け加えておきます。

ハイエンド MCカートリッジ

レコードの情報を最大限に引き出す
Lyra :
Etna λ Lambda

Lyra : Etna λ Lambda

当ラボで運用するハイエンドMCカートリッジの一つ、個人的イチオシのLYRAのフラッグシップモデルETNA λをラインナップに加えました。当ラボ最高音質コースである、高音質特別コース専用モデルです。ディスコンモデルTITANの後継モデルであるETNAはマイナーチェンジを経てETNA λへと進化。レコードに針を落とした瞬間目の前に広がるサウンドは、絶妙な抑揚バランスで聴く者を作品の世界へ誘う。レコードに刻まれた情報をくまなく引き出すのみならず、上下左右立体的な音の空間を構築し聴く者を圧倒する。他のハイグレードMCカートリッジとは一線を画す超一級品の音質であるが、ジャンルや盤を選ばず正確なトレース能力も特筆すべき点である。状態の良い盤限定使用となるので、使用頻度は少ないが、常にベストな状態で使えるよう徹底管理のもと運用します。ヘッドシェルはGENESIS TYPE-P HEAD SHELLを採用しリードワイヤーはAnalog Relax AR-LW-DGP1を採用。取付ネジはAET EVO-CSSHを採用。カートリッジ周辺アクセサリーも、こだわりの逸品を使用します。

Lyra :
Titan

Lyra : Titan

当ラボで運用するハイエンドMCカートリッジの一つ、個人的イチオシのLYRAのフラッグシップモデルTitanをラインナップに加えました。当ラボ最高音質コースである、高音質特別コース専用モデルです。既に新品購入不可ディスコンモデルTITANですが、大変良いコンディションの品を入手し運用開始しております。レビューは改めて加筆しますが、軽くTitanの音質に触れておきます。

Titanの後継機ETNA λと同系統の音質であるが、ダンスミュージック好きの私にはTitanの方が好みかもしれない。色々なレコードを聴き込んで判断するが、現時点でTitanがお気に入りである^^。ヘッドシェルはGENESIS TYPE-P HEAD SHELLを採用しリードワイヤーはAnalog Relax AR-LW-DGP1を採用。取付ネジはAET EVO-CSSHを採用。

Sumiko :
Starling

Sumiko : Starling

晴れ晴れスカッと爽やか質感でありながら、重厚さも兼ね備えた素晴らしいMCカートリッジです。久々のドストライク!SUMIKOという聞き慣れないメーカーであるが、アメリカでは有名らしい。そしてなぜかMade In Japanの高品質MCカートリッジSUMIKOのStarlingだが、一聴してわかるのは高解像度押出強めの音質。押出強めといっても、痛々しい、うるさいなどの形容詞は当てはまらず、オープンボディーから繰り出される開放感のある抜けの良いサウンドが特徴。各帯域平均的に出るのでレコードのデジタル化にとても向いてるMCカートリッジです。当ラボではDJコース、高音質コース、高音質特別コースで運用中。参考レビュー

リードワイヤーはAcoustic Revive : absolute LEAD WIREを採用

Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3 フォノイコライザーとの相性◎
PPA V600 & Lirico フォノイコライザーとの相性〇

MySonicLab :
Signature Platinum

My Sonic Lab : Signature Platinum

当ラボイチオシのハイエンドMCカートリッジです。解像度、スピード感、豊かな音楽性を兼ね備えた超一級品です。オールジャンルで使え再生環境問わず素晴らしい再生音が楽しめます。大音量派のオーディオファイルの方やDJにもおすすめです。大音量で聴いても聴き疲れしにくい再生音が魅力です。リードワイヤーは Acoustic Revive / absolute LEAD WIRE を使用。素晴らしいの一言です!

Lyra :
Kleos

Lyra : Kleos

個人的に一番好きなカートリッジです。解像度高めで各帯域平均的に音がよく出ます。今まで聴こえなかった音が聴こえる系で、スピード感溢れ元気で骨太なサウンドが特徴です。各機器やケーブル、電源環境にまでこだわったシステムで使用すると、スピード、元気、骨太プラス繊細な表現も可能となり、美しいピラミットバランスのサウンドが楽しめます。LYRAの中では中堅クラスに位置し基本オールジャンルに使えますが、特にダンス系、ロック、ジャズ、ポップスの再生に向いております。12インチシングルの再生には最大限力を発揮します。録音ファイルをマスタリングした音源はCD音源を凌駕する素晴らしい音質です。高音質コース、高音質特別コース、DJコースで運用中

PPA V600 & Lirico、Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3
全てのフォノイコライザーとの相性◎

audio-technica :
AT-ART9XA

audio-technica : AT-ART9XA

信頼、安心の老舗メーカーaudio-technicaの中で、特にお気に入りのAT-ART9XA。個人的に同メーカー製品はどのようなジャンルにも安心して使える製品として認識しておりましたが、AT-ART1000というMCカートリッジを試聴してから一目置くようになりました。同じAT-ARTの称号をもった最新のAT-ART9XAだが、AT-ART1000同様大変すばらしい音を出してくれます。文句なしの解像度に加え低域の押出し、帯域バランス、トレース能力など文句なしの逸品です。MCカートリッジの中でもハイコストパフォーマンスモデルの一つ言っても過言ではない。ただし、出力電圧が低いので(音量が低い)、フォノイコライザーを選ぶ場合がある。当ラボではFidelixのヘッドアンプLirico使用前提なので全く問題ない。当ラボでは、高音質コース、高音質特別コース、DJコースで運用中

PPA V600 & Lirico、Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3
フォノイコライザーとの相性全て◎

My Sonic Lab :
Eminent GL

My Sonic Lab : Eminent GL

ハイエンドMCカートリッジ、日本メーカーのMy Sonic Labの人気モデルEminent GL、低インピーダンスのMCカートリッジなので、フォノイコライザーを選ぶモデルであり、ヘッドアンプや昇圧トランスが必要、あるいは必須の場合がある。過去に何度か自宅デモを経験しているが、同社のSignature Platinum所有していたため、購入には至らずも気になる存在であった。現在FidelixのLEGGIERO / フォノイコライザーとLIRICO / ヘッドアンプをメインで使用してるが、このEminent GLとの相性を試す意味で自宅デモを行うも、過去のイメージを払拭するインパクトがあった。ニュースコーナーやブログで触れてるが、低音の出方が良いんです^^。申し分ない量感とタイトな感じ、本来は量感とタイトさは相反するが、Eminent GLは絶妙のバランスで鳴ってくれる。基本オールジャンルOKだが、ソウルファンクなどブラックミュージック系で使う頻度が増えそうだが、DJコース、ロック系も濃い音が期待できそうだ。DJコース、高音質コース、高音質特別コースで運用中

Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3 フォノイコライザーとの相性◎
PPA V600 & Lirico フォノイコライザーとの相性✕

Lyra :
Delos

DENON : DL-103PRO SUPPER

個人的に大好きなLYRA。そのLYRAのエントリーモデルにして最大出力スペックを持つDELOS。上位モデルのKLEOSより押し出しが強くメリハリのある豊かなサウンドを聴かせてくれます。ロックからポップス、ダンスミュージック系まで幅広く使える本機。特にDJコースで使用する機会が多いです。この押し出しと解像度はCDをも凌ぐクオリティ!こちらも当ラボお薦めのカートリッジです。また、リアルタイムでダンス系レコードを聴く場合、DELOSのチョイスが多いです。

DJコース、高音質コース、高音質特別コースで運用中

PPA V600 & Lirico、Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3
全てのフォノイコライザーとの相性◎

audio-technica :
AT33Sa

audio-technica : AT33Sa

made in japanの素晴らしいカートリッジです。audio-technicaのMCカートリッジは複数のカテゴリーがあり、まず形状の違いが一番目に留まります。また、音の傾向も違いがあるようです。いくつか自宅視聴しましたが当ラボで採用したat33aが一番私好みだったということです。解像度が高く高中低バランス良く出力されること、全体のメリハリがあること、そして何よりふくよかな低域の再現力に優れている点が気に入りました。このキャラメルのような見た目のAT33カテゴリーの中で最高グレードだけあって、トータルバランスに優れ安定感抜群の再生力が魅力です。リードワイヤーにKS-remastaKS-Stage401EVO.I-VKを採用することで、より鮮明なサウンドを聴かせてくれます。当ラボのシンプルコースで活躍中ですが、ジャンルによっては高音質コースでも使用します。

Fidelix(Leggiero & Lirico)、Iphono3 フォノイコライザーとの相性◎
PPA V600 & Lirico フォノイコライザーとの相性○

ヘッドシェル リードワイヤー

ヘッドシェル

ヘッドシェルは●Ortofon : LH-9000 ●GENESIS : TYPE-P HEAD SHELL ●DS Audio : HS-001 Solid Head Shellを使用。

シェルリードワイヤーは●Analog Relax : AR-LW-DGP1 ●Acoustic Revive : absolute LEAD WIRE ●KS-Remasta : KS-Stage401EVO.I-VKとKS-LW8100EVO.IIを使用。

ピュアオーディオシステム

当ラボでは厳選したピュアオーディオを使用。

メインフォノイコライザー1

FIDELIX :  LEGGIERRO / LIRICO

FIDELIX : LIRICO :  LEGGIERRO / LIRICO

以前から気になっていたフォノイコライザー、FIDELIXのLEGGIERROとヘッドアンプLIRICOを導入。カートリッジの適応範囲が広い!ことMCカートリッジの性能を最大限引き出してくれるスペックに惹かれデモ試聴後に導入。当ラボラインナップすべてのカートリッジで予想以上のサウンドを聴かせてくれました。LEGGIERRO単体でも十分な音質が得られたのですが、バッテリー駆動のLIRICOを介すことでよりリアルでみずみずしいサウンドを得ることができました。耳と体で感じた音質の良さは言うまでもないですが、パソコンに取りこんだ音源の波形を特殊なソフトで見ると、情報量が恐ろしく増えてることがわかりました。このリアリティとみずみずしさに納得しました。現在大活躍中!「フォノイコライザー比較レビュー」

メインフォノイコライザー2

Violectric :  PPA V600

Violectric : PPA V600

新たなフォノイコライザーとして迎え入れた本機、導入経緯はコチラをご参照。使っていくうちにますます気に入りました。MCカートリッジ使用の際、内部ディップスイッチのインピーダンス設定が面倒だったが、ヘッドアンプFIDELIX:LIRICO使用前提なら、MMカートリッジ設定47kΩ固定で問題ないことを確認。解像度は文句なしでFIDELIXのLEGGIERROとLIRICOコンビに勝るとも劣らないクリアさには驚いた。またノイズフロアの低さも相俟って、これぞMCカートリッジの音といわんばかりに精密かつ正確にレコードの音を再現してくれる。W170 H49 D226mmとコンパクトでありながら、電源ケーブルはオーディオグレードが使えるよう電源インレットソケットもしっかりしている。これにJorma DesignAC Landa RH IIを使用することで音質の底上げ必至!高音質特別コース高音質コースDJコースで活躍することになる。「フォノイコライザー比較レビュー」

サブフォノイコライザー

IFI audio :  micro iPhono3

IFI audio : micro iPhono3 :  iPower Elite

ヘッドアンプや昇圧トランス不要のハイゲインモデル、IFI audio : micro iPhono3を導入。想像をはるかに超える高音質!ハイコストパフォーマンスフォノイコライザー。「フォノイコライザー比較レビュー」

レコードプレーヤー

Technics : SL-1200GAE

Technics : SL-1200GAE

当ラボではダイレクトドライブの名機SL-1200のハイエンドモデル版SL-1200GAEを採用。回転ムラがないコギングレスのダイレクトドライブは、レコードの情報を正確にカートリッジに伝えます。

安定感抜群のダイレクトドライブ、精度と強度が格段に向上したトーンアーム、電源ケーブルとインターコネクトケーブルは交換可能となって大きく生まれ変わったSL-1200GAEは高音質再生を可能にします。

DJ用のデジタルデータ作成において回転ムラはあってはならないこと。高品質なベルトドライブレコードプレーヤーであっても回転ムラは避けられません。SL-1200GAE選択は必要必然です。

USBケーブル

Shunyata Research : OMEGA

Shunyata Research : OMEGA</strong

デジタル化において、クオリティーを左右するUSBケーブル。厳選に厳選を重ねた結果Shunyata Research : OMEGAを採用。録音、モニタリングに最適。詳細レビューはコチラ参照。

カセットデッキ

Nakamichi : Dragon

ADAM : S5V

カセットテープのデジタル化にはNakamichi DRAGONを使用。カセットデッキの金字塔!これ以外の選択肢は無い。

DJコース用プリアンプ

PLAYdifferently : MODEL 1.4

PLAYdifferently

当ラボではフォノイコライザーとAD/DAコンバータの間にプリアンプ用途でDJミキサーを設置する場合がございます。レコードデジタル化する際にはプリアンプは必需品。複数メーカーのプリアンプを自宅デモし、過去の経験から導いた結果DJミキサーが最適と判断しました。

ドイツメイドOCTAVE社の200万円真空管プリアンプ(HP 700)、国内有名メーカーのAC社、LA社など、100万円クラスのプリアンプを介した録音ファイルとDJミキサーを介した録音ファイルを比較したところ、最良のバランスと安定感をを得られたのはDJミキサーでした。オーディオ用プリアンプはトーンコントロールやバランス付きのものが便利ですが、それを介してしまうとにわかに音質劣化が現れてしまいます。真空管アンプについてはぬくもりはあれども高域の抜けにやや難ありと判断。

よって当ラボでは積極的な音作りも可能、かつスタジオ卓クオリティーのMODEL 1.4を基本ラインで採用。

プリアンプ

Benchmark : HPA4

Benchmark

DJミキサーPLAYdifferently : MODEL 1.4の音質を超えるプリアンプを見つけました。複数のプリアンプを試した結果、Benchmark : HPA4が最もトータルバランスに優れており、加えてLRバランス調整機能も備えており、レコードのデジタル化にふさわしいと判断し導入。レビューは近日公開

モニタースピーカー

ADAM : S5V

ADAM : S5V

当ラボではスタジオユースのメインモニターADAM : S5VとDJ及びフロアユースに対応すべくサブウーハーADAM : SUB 12を採用。

スピーカースタンドはKRYNA : STAGE II特注品を採用。

KRYNA : STAGE II

パワーサプライ・ケーブル

徹底的にノイズ低減化を目指す

電源機器

スライドショー(指でフリックできます)

当ラボでは最重要と考える電源環境も充実しております。機器の選定については自宅デモ試聴を重ね、機器の能力を最大限発揮できるモデルを採用しております。

メイン接続電源ケーブルはJORMA DESIGN:AC LANDA RHII6セットに加え、Tiglon : TPL-2000A3セット採用。

壁コンセントにはAudio Replas:RWC-2RU:SCB-2SZ:CPP-2SZ/HG採用。

電源タップはAcoustic ReviveのRTP-4 absoluteおよびRTP-6 absolute採用。

メイン機器用電源タップはAudio ReplasのMQP-2SIG-Mk2採用。

プリアンプ専用にIsotekのEvo Nova One採用。

オーディオ専用ブレーカーにCross PointのXP-BR Flare Limited採用。

インターコネクトケーブル BNCケーブル

スライドショー(指でフリックできます)

当ラボでは機器同士を接続するケーブルも厳選しております。

複数のデモ試聴を経てクセが少なく情報と音楽性を損なわない

モデルを選定しました。Cross Point:XP-IC/RCA EN2セット導入。

BNCケーブルはCross Point:NEW XP-DIC/BNC EN SE採用。

Cross Pointデジタルケーブルレビューをご参照ください。BNCケーブルレビュー

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