今日も朝から慌ただしくしております。日々健康的な生活をしているので、身体だけは丈夫です。今週も頑張ってまいります^^。さて、今回は短めに。なかなか自分の好きなレコードを聴く時間が無いですが、以前から気になってた比較試聴ということで、今回はINXSの1984年リリースのThe Swingをターゲットとします。もしかすると高校時代一番聴いたかも。ナイルロジャースプロデュースのOriginal Sinも好きですが、アルバムとしてのまとまりが好きで、特にA面の展開が最高です。ちなみにマイベストトラックはA面4曲目Dancing On The Jettyです。
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上記左はUS盤でATLANTIC STUDIOS刻印の高音質盤。右は日本の見本盤。ATLANTIC STUDIOS刻印の高音質盤とされるものを入手したので、比較試聴となりました。CDはリリースされており、リマスターCDも所有しておりますが、比較するまでもないほどの痛い音。これは申し訳ないがマスタリング失敗作と思う。再発LPも持ってるがこれもダメダメ、、、。好きな作品だけにがっかりの連続でしたが、US ATLANTIC STUDIOS刻印盤はいかに!
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今回はLYRAのKLEOSで試聴しました。まずは日本盤から!明るく元気な音です。再発盤やCDとは比べ物にならないほど明瞭です。音の輪郭が明瞭で程よく勢いがあり、無難な仕上がりです。迷ったときは日本盤というように(持論)、これだけの音が出てるなら合格ですね。これがリリースされた1984年はCD黎明期でもあるので、CDリリースを見据えた音つくりだかどうかわかりませんが、少しデジタル臭い感じもするが、明るく元気な音質ということで良盤とします。
続いてお目当てのUS盤!A面一曲目からぶっとびです(笑)。同じ音量にしたのですが、明らかに音圧が高い!元気な音に加え低域の安定感がみぞおちワクワクを誘います。煌びやかさと重低音が相まってロックとポップス、ダンスミュージックのおいしいところを感じることができました!いやー、しかし、こうも違うか?というほど日本盤とは差がありますね。日本盤が悪いのではなくUS盤が良すぎなのでは?比較して初めてわかるこの差に愕然としつつ、レコードの奥深さを再確認しました。80年代のレコードでこれですからね。音が良いとされる70年代作品、プレミア盤が多いのもうなづけます。そして改めて比較することの重要性を感じました。デジタル化音源のクオリティー維持に役立つことも多々あるので、今後も比較試聴、豊富なバリエーションで行います。