さて、久しぶりに機材関係の投稿となります。今回は機器の端子RCA / XLR / BNC / USB / HDMI / LANに差すだけで音質が良くなる、いわゆるオーディオアクセサリー(オカルトとも言う)を試してみました。簡単に言うと機器内部に「発生・侵入・蓄積」したノイズを、内部回路に最も近い空き端子から直接吸収するものらしい。詳しくはコチラを見てください。
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今回は3タイプお借りしました。RCAとXLRオスとメス。ネットや雑誌では軒並み大絶賛。オーディオアクセサリーという雑誌ではグランプリを受賞しました。これだけの評判を知ってしまったら試してみるしかないと思い、上記のサイトよりデモ貸し出しを依頼するも2日後に手元に届く迅速な対応。素早い対応に感謝しつつ早速DACやプリアンプに接続して試してみました。レコード再生音やハイレゾ音源、CDを一通り試してみました。3つあるので、順番に抜き差ししながら最終的に3つ差した状態も試してみました。
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物自体はすごくしっかりとした造りで何か効果ありそうな雰囲気が伝わってきますが、当ラボでは効果を感じることができませんでした。ネットで絶賛されてるような効果はなく、むしろ一つ使うごとに低域が失われていきます。2つ目差したところで全体的な音の量感が減ったような感覚がありました。3つ目試すまでもないと思いましたが、このページで紹介すると決めていたので空いてる箇所に差してみたところ何の変化も感じられない。2つで十分ノイズが取り除かれたってことか?って、そんなわけない(笑)。当ラボのノイズは低域か?音の量感か?音楽の肝心な部分がそぎ落とされたような音にがっかりです。以前他メーカーの類似アクセサリーも試しましたが、そっちはほぼ変化なしでした。
恐らく、私の予想、、、ですが、壁コンセントや電源タップ、電源ケーブル、そのほかケーブルなど高品質製品を使用してることで、電源環境が充実してるためと思われる。オーディオに目覚めてから紆余曲折ありましたが、その間にKOJO精工やISOTEK、ASUKA工業やVOLT AMPEREの電源モジュールやクリーン電源的な製品を使ってきました。最終的に落ち着いたのはAudio Replasの壁コンセットとACOUSTIC REVIVEの電源タップ。現在のところ当ラボではこのタッグが最強!最強タッグに未知の製品(GroundARAY)が加わると途端に音場が崩れてしまうようだ。
無料貸し出しを手配いただきながらネガティブなことを書くのは申し訳ない気もするが、当ラボで使用した感想を率直に書いてみました。逆に電源環境に不安がある場合は良い効果を発揮するのではないか?とも思ったが、いい意味でも悪い意味でもここまで音が変化するとなると、この製品は劇薬なのかな?マッチする環境では相当な力を発揮するのかもしれません。