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DJM-900NXS2をAD/DAコンバータ

さて、ニュースコーナー少し間が空いてしまいました。今回はPionner DJのDJM-900NXS2をAD/DAコンバータとして使用する設定を、具体的に解説したいと思います。

とりあえず私が所有してるPionner DJのDJM-900NXS2(以下NXS2)をベースに解説いたします。PC上で稼働するNXS2のユーティリティソフトと録音ソフトの設定と、NXS2本体の設定を画像を用いてできるだけ簡潔にシンプルにまとめたいと思います。では早速行きましょう!

当ラボ環境の使用例として紹介しますが、他環境の稼働を保証するものではございません。あくまでも一例としてご参照下さい

NXS2に入力されたアナログソース、またはPHONO入力をPCにハイレゾ(24bit/96khz)録音するプロセスを紹介します


まずPCにNXS2のASIOドライバをインストールします。PCとNXS2をUSBケーブルで接続します(NXS2のUSB:Aポート)。録音ソフトを立ち上げ(当ラボではWAVELAB Pro 10使用)録音関連の設定タブを開きます。この時点でLとRの入力がNXS2:1chのLとRが割り振られてます。PCがNXS2をオーディオインターフェースとして認識してることを意味します(画像内のオーディオディバイスがDJM-900NXS ASIOとなっている)。認識しない、または他のインターフェースが接続されている場合、オーディオディバイスをDJM-900NXS ASIOに変更してください。

画像にあるコントロールパネルを選択するとNXS2のNXS2のユーティリティソフト画面が立ち上がります↓↓↓↓↓↓


MIXER OUTPUTタブを選び画像のように設定します。USB Output Levelは録音レベルに応じて設定します(当ラボは-10dbで十分ゲイン確保できました)。これでPCの録音準備は整いました。


画像の緑枠入力切替をソースに応じて切り替えます(LINEまたはPHONO)。録音ソフト(サンプルレート24bit/96khzに設定)をスタンバイ状態にし音声を再生し録音レベルを確認します。現設定ではNXS2のMASTER LEVELやBALANCEつまみは反映されないので、1chのトリムゲインとEQの調整で録音レベルと音質を決めてから録音開始します。録音された音声は24bit/96khzのハイレゾ音源となってることが確認できます。

今回のテストでではフォノイコライザーからのソースを録音しました。また、NXS2に直接レコードプレーヤーを接続すればダイレクトにレコードソースをハイレゾ化できます(MMカートリッジ限定)。USB接続の場合録音ソフト側でサンプルレートを設定すれば、NXS2が追従してくれるようなので、NXS2本体のユーティリティでサンプルレートの設定は不要。


上記の設定ではLRバランス調整はできません。ソースのLRバランスを調整したい時は、NXS2のユーティリティソフトの設定を変更します。

画像の枠内をMIX(REC OUT)に切り替えます。


上記の設定で画像枠内の調整が音声に反映されます。これでNXS2本体のBALANCEつまみでLR調整が可能となります。


NXS2本体のBALANCEつまみでは不十分な場合、1chと2chにLRを振り分けることも可能。

ソースのLRケーブルをそれぞれNXS2:1chのL端子、2chのR端子に接続(PHONOの場合も同様)。

NXS2ユーティリティソフトの設定を画像のように変更。


録音ソフトの設定を画像のように変更

これで1chと2chで細かくLRのバランス調整が可能となります。


以上がNXS2に入力されたアナログソース、またはPHONO入力をPCにハイレゾ(24bit/96khz)録音するプロセスです。いわゆるADコンバータとして使う一例を紹介しました。用途に合った設定がルーティングが可能なので、柔軟性はあると思います。ちなみに再生中(録音された音声ではない)の音声はNXS2本体のメインアウトやヘッドフォンで確認できます。ADされた音声はNXS2本体デジタル出力(spdif)から出力されるので、接続次第でモニターコントロールも可能です。


DAコンバータとしてNXS2を使用する場合、USBケーブルで本体とPCを接続し、1ch上部入力切替をAの位置にします。PC上でCDやハイレゾ音源を再生するとNXS2がDAコンバートし、NXS2のアナログアウトから再生音が出力されます。


SERATO DJ(DJソフト)介して録音することはPionner DJまたはSERATO DJのオフィシャルで公開されております。今回の内容はもしかすると周知の事実で一般的な活用例の一つかもしれませんが、思いのほか音質が良かったので紹介してみました。単体のAD/DAコンバータ無くてもデジタルDJミキサーとPCさえあればハイレゾ録音できてしまうという、個人的には目からうろこの使い方でした^^。DJM-900NXS2でも十分高音質でしたが、上位機種のDJN-V10はさらに良い音なのか、、、、。来月には自宅デモできそうなので、改めてレビューしたいと思います。