機材関連高音質関連

Antelope Audio最強のAD/DAコンバータ

amari-front

今年初の投稿となります。日々忙しくしており、お待たせしてるお客様、順次進めておりますので、完成のご連絡までお待ちくださいますようお願い申し上げます。

さて、現在のシステムに仲間入りを果たそうとしてる機材をご紹介いたします。リリースは2019年の6月。その頃から気になっておりましたが当ラボに導入した場合どのような使い方が良いのか、色々想定しながら妄想しておりました。Antelope AudioのAMARIというモデルです。

amari-front
↑AMARI前面↑

当ラボではレコードのデジタル化、つまりアナログをデジタルにするADコンバートを最重要としており、現状は同メーカーのeclipse384を使用しております。音質の良さ、モニターコントロールの充実、Rubidium Atomic Clockが使える10M入力をも備えてる、現在考えられる最強の製品!発売当時100万円ほどだったと思いますが、運よく2割ほど安く新品購入でき現在もフル稼働しております。そこにAMARIを導入する意味は?

AMARI背面
↑AMARI背面↑

AMARI背面はとてもシンプルです↑。eclipse384は↓入出力が豊富で充実しています。



やはりADコンバートを最重要とする当ラボでは、スペック上現在最高のダイナミックレンジを誇るAD/DAコンバーターチップを搭載したAMARIが欲しい!さらなる高音質化を実現するためAMARI導入は意味あることとし諸々調査するに至りました。それと、もう一つAMARI導入検討する理由がeclipse384の耐久性です。eclipse384は現在も多くのスタジオで活躍する現役の製品、しかも大変評価の高いAD/ADコンバーター&モニターコントローラーですが、発売からすでに8年ほど経っております。ショップ担当者様曰く業務用音響製品は5年~8年ほどで不具合が出る恐れが、、、だましだまし使えばもう少し使えるかもしれないが、使える機能が限られる場合もあるようです。当ラボeclipse384も使い始めて7年が経つのでいつ使えなくなるかわからない。あ、現在は全く問題なく稼働してるのでデジタル化品質には全く影響ございませんのでご安心を^^。

そんなこんなでAMARIの機能を調査しましたが、当ラボのように録音、ノイズ処理、マスタリング、REMIX制作、リスニングなど、小型スピーカー、大型スピーカー&サブウーハーを頻繁に切り替える使い方は向いてないかもしれません。そもそもスピーカーの接続方法が限られてしまうのでeclipseのようにはいかないのです。しかし!ここ数日集中的に調査した結果、現在と遜色ない使い方ができる方法を見つけてしまいました。それはですね、簡単に言いますと、AMARIをメインAD/DAコンバータとし、eclipseをスタンドアローンモニターコントローラーとする。これで全て解決!AMARIにも(あまりにもではない)10M入力があるので当ラボシステムの要である10MXRubidium Atomic Clockの恩恵が最大限活かされ、現在よりも品質の高いデジタルデータを作成することが可能となります。

eclipse384が故障したらどうなるの?と、突っ込みが入りそうですが、全く問題ございません。AMARI単体でも現在の制作環境構築可能!←今回の調査はここが一番重要でした!ここさえクリアできればAMARI導入まで加速するのみです。eclipse384の耐久性と現在の制作環境維持&音質UPを考えればAMARI導入は必要必然。ということで今後も最高品質を追求しながら日々取り組んでまいります。