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パッシブアッテネーター採用

Truphase

さて、先月はプリアンプ選びに迷走し、最終的にViolectricPPA V600フォノイコライザーを導入。この製品はフォノイコライザーにしては珍しい、左右バランス調整機能がある。6ステップのゲイン調整もあるので、レコード次第では入力レベル調整できないAMARIと直接接続し、ADコンバートすることも可能だ。しかしゲイン調整1ステップ6dbなのでプリアンプ介しゲイン微調整(AD時の録音レベル)が必要になってくる。FidelixLeggieroLiricoコンビは元からプリアンプが必要なので、紆余曲折経て最終的に最も高音質なMODEL1に落ち着くことになった。しかし、V600AMARIダイレクト接続でADした音は実にみずみずしい!MODEL1通した音が悪いのではないが、やはり電力を使うプリアンプがないほうが精神衛生上優位性はあると感じる。そこで浮上したのがパッシブアッテネータといわれるものだ。毎度恒例ですが詳しくは良書に譲りますので、ググってください。

ATT10
Fundamental社ATT10

Truphase
Fidelix社Truphase

上記の2モデルを自宅試聴。ATT10はバランス接続のみなので、AMARIのXLR入力の段階でかなりのゲインダウン。TruphaseはRCA入出力があるので、AMARIとの相性は問題なく恐れていたゲインダウンもほとんどない。2dbのゲイン調整ができるので使い勝手はよさそうだ。扱うレコードが多岐にわたるためレベルもまちまち。ゲイン調整必須なので、V600の大まかなゲイン調整と左右バランス調整に、Truphaseの2dbゲイン調整が加わればほぼすべてのレコードの録音レベル調整は行える。

Truphase
Truphase

問題は音質だ。パッシブアッテネータを介すことで音質劣化したのでは元も子もない。劣化するならプリアンプのMODEL1を使う。で、自宅試聴したところ驚くほど音質劣化がない。各パターンの録音ファイルと、パッシブアッテネータ介した録音ファイルを比較したが、V600AMARIダイレクトADのみずみずしさがキープされてる。レコードのデジタル化においてプリアンプ必須と考えていたが、パッシブアッテネーターも有りだと考えるようになる。実際いくつか録音業務で使用したがユーザー様からの評価は高く、私自身もパッシブアッテネータ使用に優位性を感じているので導入決定。

PPA V600
PPA V600

Truphase
Truphase

V600フォノイコライザーを使う場合、つまりMy Sonic LabLyraのカートリッジを使用する際はTruphaseを使う。LeggieroLiricoコンビを使う場合、つまりAudio Technicaのカートリッジを使用する際、左右バランス問題ない場合はTruphaseを使い、問題ある場合はMODEL1を使うというルールができた。他のMCやMMカートリッジを使うときは、適宜チョイスとなる。

しばらくこのルールを基準とし、さらなる高音質化を図ろうと思う。さて、LYRAETNA λというカートリッジはどちらで使うか!伝説のLYRA Titanの後継機だそうだ。