多忙の日々ですが、今日も元気にレコード録音音源とCD音源試聴結果簡単にまとめたいと思います。
大好きなバンドの一つJAPANの1979年サードアルバムQUIET LIFE日本盤レコードから録音した音源を元にCD化した当ラボレコードマスターCDと、2004年リリースのリマスターCDと2021年リリースのリマスターCDの比較試聴を行いました。
今回レコードの録音にはAudiotechnicaのMCカートリッジART9XA、フォノイコライザーとヘッドアンプはFidelix、プリアンプXを使用しました。当ラボレコードマスターCD方式でCD化したものを用意しました。
それと、今回たまたまですがデモ試聴用にJORMA USB REFERENCEケーブルをお借りしてたので使用しました。(USBケーブルデモ試聴編は近日公開予定)
ハイレゾ録音、緻密なノイズ除去、マスタリング(EQ調整なし)、CD規格16bit/44.1khzに変換したファイルを用意、2004年CDと2021年CDからリッピングしたファイルをDAW上に配置し早速試聴。
まず上記画像2004年リリースのリマスターCDですが、とても聴きやすく良い音です。この時代すでに音圧高めのCDが多くリリースされてましたが、このCDは丁度よい音圧、波形も大変良い状態。ちなみにPC上で再生してるので、DACと接続するUSBケーブルによって音質は変わりますが、JORMA USB REFERENCEの素晴らしさも相俟って、大変気持ちよく聴けました。このCD音源をベースに他の音源と比較。
続いて上記画像2021年3月リリースの物で、お買い得感ありのBOX仕様ですが、今回はQuiet Life 2021年リマスターCD音源をチョイス。2004年CDと比較すると音圧上がり解像度が高くなったというありきたりの感想ですが、17年の技術の進歩は正直あまり感じられなかった。劇的な変化がないのは元の音声が良いということにもなり、Quiet Lifeも例に漏れず良い音なので、まあこんなもんかというのが私の感想です。申し訳ないが特筆することもなく、ついでに言うとこのボックスにはリマスターLPも付属してるが(もしかしてメインかも)、これもオリジナルLPと比べると生ぬるい感じがする。アーカイブ音源をまとめたCDも付属してるので、コレクターズアイテムとしてBOXを手元に置く分には良いが、良い音でQuiet Lifeを楽しみたい場合は、2021年リマスターCD単体を買うのが良いと思う。
続いて今回メイン音源となる、レコードマスターCD音源。レコードコンディションはまあまあ良かったが、ところどころ、んー、全体的にチリチリノイズが発生してたので、当ラボの技ですべて除去。その音源を元に音質調整。JORMA USB REFERENCEを使って録音したおかげか、大掛かりなEQ調整せずに音圧UPのみでほぼコンプリート。そして2004年音源と2021年音源とレコードマスターCD音源比較してみた。
自画自賛で申し訳ないが、比較にならない!レコードマスターCD音源の圧倒的な音質の良さに私自身も驚いた!解像度は言わずもがな、レコード独自の音の厚みや見通しの良さ、楽器の構成、レイヤーが見えてくるほどのバックグラウンドの静けさ。演奏が重なり合い一番音数が多い箇所でもうるささがない。これはCD音源と比較して明らか!これ、当ラボの機器群と電源環境の効果もあるが、もしかするとUSBケーブルの恩恵かも。いやいや、もうわかっている^^JORMAの影響も大きい!JORMA USB REFERENCE恐るべし!こやつを介すことでうるささが無くなり、適切かつ音楽の情熱をを損ねない必要な情報が耳と体に入ってくるのだろう。録音と再生にJORMA USB REFERENCEを使ったことで相乗効果があったことは、近日公開予定のUSBケーブルデモ試聴編で記載するが、レコード針や電源ケーブルを変えた時ほどの音の変化があったことも事実。USBケーブルをなめていた。
JORMA USB REFERENCEの力を借りつつもレコードマスターCD音源の圧勝となりましたが、他の2004年、2021年音源もJORMA USB REFERENCEを通して聴いてるので、レコードの音質の良さは間違いなくあるということ、今回の試聴でも明らかになりました。