海外アーティストで一番好きなkraftwerkのライブに行ってきた!生まれて初めてのライブ参加、まさかkraftwerkのライブに行けるとは!昨年11月チケット販売スタートから数日経った後、ダメもとで妻が購入トライしてくれたが、2枚あっさりゲットできた。Zepp名古屋はキャパ1600人ほどのライブ会場ということもあり、ディスコの箱鳴りやオーディオ的な響きなど、音響関連の仕事に活かせるということで、勉強かねた参加となりました^^。

今回のライブはオールスタンディング1F、2Fは席が設けられておりお値段が少々高め。我々は1Fスタンディングのチケットを購入し、番号は300番台前半だった。ライブ初参加だったためスタンディング席がどのように決まるのか心配だったが、予めネットで調べたところ特に戸惑うことなく上記画像アングルのポジションをゲット。5列ほど柵が設けられており3列目柵手前やや左側のポジションであった。目の前に柵があるのは快適だった^^。

6時開場7時開演だが開演15分前にこの画像が現れると会場に歓声が上がる!いよいよであるが、この段階に来る前物販タイムが設けられていたが、これがまた長蛇の列で、、、4時頃Zepp名古屋前のホテルにチェックインし、即長蛇の列に参加するも結局時間切れで買えなかった。皆さん何時から並んでいたか知らないが、リサーチしておくべきだったと少し後悔したが、穏やかな天候の中時折さわやかな風に吹かれ、心地よさと期待に胸躍らせる自分に酔いしれておりました。
1時間半ほど経った頃物販タイム終了のアナウンスが拡声器から発せられた。列の進み具合からグッズ購入は半ばあきらめていたので心のダメージは無かった。それと、kraftwerkのライブとなれば各層は年配者が多いと感じたが割と若い方もちらほら。総じて皆さんマナーが良いので待つ時間の苦痛は無かった^^。

さて、会場内が暗転!いよいよである!私の中でkraftwerk Liveといえばコチラである。最高品質のオフィシャルレコード(ライブ盤オフィシャルはこれのみ)!20年前の作品だが今後これを超えるものは出ないであろうと予測しつつ、2026年のライブはどのようにアップデートされているかとても楽しみである。そして、、、いよいよ、、、Ladies and gentlemen!ヴォコーダーヴォイスでライブ開始!Numbersのビートが始まる!

大歓声に包まれながらのオープニング、しばらくの間鳥肌が止まらない、そして涙が出そうになる、夢にまで見たこの瞬間、思わずウォーと声が出る。もちろん周りに同調してである(笑)。そして音に集中。中学1年の頃初めてkraftwerkを聴いた時、YMOとは違った凄さを感じたあの頃より当然私の脳内はアップデートされてるが、Zepp名古屋の音響と彼らが奏でるサウンド、煌びやかな3D映像を目の当たりにした段階で、過去ライブ音源との比較などどうでも良いと思った瞬間であった。これではレポートにはならないので(笑)話を戻そう。

2005Live作品以降も数年に一度のペースで世界ツアーを行っていた彼らだが、映像を背景に4人が並んでコントローラーを操作するスタイルは変わらずで、映像が3D化されたり各曲わずかにアップデートされ、回を増すごとに進化している。
今回のツアーも大幅なアップデートは無いと思うが、シンセやベースの音が異なったり、曲の構成が僅かに変わったりなど、細かな違いを確認することはできた。個人的にはSpacelabとAirwavesのアレンジが好きで、特にAirwavesのベースラインにはしびれた!思わずかっこいいーーー!と、一人で叫んでしまうほどであった。
それと、毎度おなじみの演出なんだろうが、Spacelab演奏中の動画では、グーグルマップのイメージで日本を俯瞰で見下ろし名古屋に赤いポイントが示されており、徐々にズームされ映像が3Dに切り替わりUFO的なSpacelabがZepp名古屋に降り立つというストーリー仕立て?マップで名古屋にポイントが表示された時とZepp名古屋にSpacelabが降り立つ時に歓声が上がる点は恐らくどの地域でも同じだろう。わかっているものの感動するシーンである。
CGについてはダサい、、、など賛否はあるが、個人的にはシンプルな感じがむしろ良いと思う。複雑なものを見せられても音楽に集中できないし、彼らの各アルバム作品は鉄のコンセプトを持って制作されており、コンセプチュアルな物よりも明確なものがシンプルに描かれている方が曲に合うと思うのだがいかがだろうか?



そんなこんなでおなじみの曲が演奏され私も観客もテンション爆上がりとなった。そしてNeon Lights演奏終了後。。。。

画像が表示され歓声が上がる。そしてktaftwerkリーダーRalf Hütterが語り始めた(この日一番の静寂が会場を包む)。「次の曲は友人の坂本龍一の曲です」「僕らは1981年に東京で初公演を行って以来の友人です。龍一は、僕らが2012年No Nuke Festivalに出演する際、Radioactivity(1975年の曲放射能)に日本語の歌詞をかいてくれました。この曲も後で演奏します」(英語を翻訳しました)。
そして戦場のメリークリスマス(Merry Christmas, Mr. Lawrence)のイントロが静かにフェードイン。更なる静寂、そして主旋律が流れ私含め会場が感動に包まれる。戦場のメリークリスマスkraftwerkヴァージョンだ。この演出があることは知っていたが、にぎやかなライブとは思えぬ静の一体感を感じた瞬間であった。曲が終わり歓声が沸く。そして、、、、。あのイントロが流れる。

バスドラの音がゆっくり鳴り始めやがて連打に変わる!そう、ガイガーカウンター(放射能測定器)の音だ。


3.11震災以降kraftwerkライブの定番演出となり、HIROSHIMAやFUKUSHIMAというワードが曲内で発せられる。これも賛否はあったが個人的に音楽にメッセージを込める点は否定的ではない。原発についてはあまりにもテーマが大きいので、当ブログで紙幅を割くつもりはないが、あくまでもkraftwerkライブの演出の一つとして紹介している。


さて、Merry Christmas, Mr. Lawrenceの静寂、原発放射能から一転、終盤スタート曲は爽快なTour De Franceだ。個人的にTour De France / Chrono / Etape 2の映像とのマッチングが良くスリリングに楽しめた。曲自体2003年のものなのでアップデートされていないと思うが、頭のTour De FranceはRalf Hütterのリアルタイム息づかいなどリアレンジが加えられてると感じた。


さて、いよいよラストに向けて音量UPと会場盛り上がりのギアをもうワンランクUPするためのーーー!電卓!ここ、2005Liveでは僕は音楽家デンタク片手にって皆で歌うんだよねー。私も喉を整えて一緒に歌うつもりだったがほぼ誰も歌わない(笑)。僅かに、申し訳程度に、まばらに歌ってる人もいたがイマイチ熱量が感じられない。しかし徐々に歌う人が増えてきて私も参加!大合唱とは言えないがそこそこの熱量で曲が終わる。

次の曲は2003年リリースアルバムTour De Franceに収録のLa Forme個人的にあまりなじみのない曲なので、一旦小休止(笑)。まだ、あの曲と、あの曲たちが残ってると妄想しながらの~!

Planet Of Visionsだ!オフィシャルアルバムMinimum-Maximumにのみ収録されている曲だ。詳しく書けば、クラフトワークの楽曲「EXPO 2000」を発展させたバージョンで、ドイツ・ハノーファー万博のテーマ曲として使われた「EXPO 2000」が後にこのタイトルへと発展したらしい。テクノらしい硬質なビートに加えて、クラブミュージック寄りのグルーヴ感が強く、近年の3Dライブ企画「3-D The Catalogue」などでもよく取り上げられるナンバーとして扱われています。と、AIが申しております^^。
これ、大好きな曲で個人的には本ライブの目玉である!終盤ということで音量も爆音となりつつある中のPlanet Of Visionsはみぞおちワクワクのダンスビート。この低域は髪の毛をも震わすほどの空気感である。Zepp名古屋の音響良いね!これはほとんどアップデートされていないと思う。Minimum-Maximumと同じヴァージョンかな?

当ラボ環境で聴くMinimum-Maximum最高音質であることは言わずもがなであるが、Zeppで聴くイメージと当ラボで聴くイメージはそれほど変わりない(広さが違うのでおかしなことを言っているのは承知の上だが)!ライブ会場のステレオ感が僅かに違うのみで、トランジェントの明瞭度や質感、全体の押出バランスは同様である。やはりレコードに刻まれた情報は正確であると感じた瞬間であった。
1600人キャパのZepp名古屋、このくらいの広さが丁度よいのかも。他の会場で聴いたことが無いのでわからないが、少なくとも当ラボで聴くkraftwerkとZepp名古屋で聴くクラフトワークは大きな違いはない!会場スピーカー近くにいたおかげか、リアルな音が耳と身体に迫ってくる感じは、ミッドフィールドモニタリングのそれに近いと感じた。オーディオの醍醐味の一つとして、自宅でライブ会場の興奮を!というのがあるが、今回感じたのは正にそれである。さて、テンションマックスでいよいよラストへ!

Boing Boom Tschak / Techno Pop / Musique Non Stopこちらの流れはライブラストの定番である。1986年リリースのElectric Cafeに収録されており、当時リアルタイムでkraftwerkの新譜を買った初めてのアルバムである。リリース当時の評価はイマイチだったようだが、私はこのアルバムが一番なじみ深く大好きである。各国盤や再発含め20枚は持っている(笑)。
このページで多くを語ることはしないが、音質の良さと必要最小限の音で構成された各曲のクオリティの高さ、また、元メンバーKarl BartosのThe Telephone Callが収録されてる点も重要だ。多く語ることがたくさんあるkraftwerkだが、今回はKRAFTWERK MULTIMEDIA TOUR 2026について、なので、話を元に戻そう。

文字通りBoing Boom TschakのVoiceから始まるり、TR808系のリズムにベースが絡む。この時点で音量マックス!なじみあるアレンジかつ動画もおなじみだが、この大音量はすごい‼さすがに我が家ではここまで出せない(笑)。踊りたい気分を抑え下半身のみソロ活動でリズムを刻むw。やはり彼らはディスコが好きなだけあって、ダンスミュージックを心得ている。
無機質なデジタルビートなのだが、縦横無尽に飛び交うパーカッシブな音に自然と身体が動く。メンバーの1人がコントローラーと思しき箱内のフィルターツマミをひねり音が変化する。ここは毎回音色が違うのだろう。フィルタリングのライブ感を楽しみながら曲は進んでいく。

そして右端のメンバーがお辞儀をしてステージから去っていく。そして次のメンバー、そして次、おなじみの演出である。そしてMusic Nonstopのヴォイスが流れる間にリーダーであるRalf Hütterがお辞儀の後ステージを去る。Music Nonstopのヴォイスが繰り返され、フェードアウトと共に暗転。会場は歓声と手拍子の渦だ!ここはもうお約束だろう。そして次の曲も予測できてしまうが(笑)、ワクワク感が止まらない。さぁ!


出た!アンコール!The Robots!再び4人がステージに集結。そしてThe Robots、1991年リリースのThe Mix収録のヴァージョン、12インチシングルリリースのみのRobotronikの混合ヴァージョンで一気にラストまで駆け抜けた。最後はメンバー4人がステージ前に揃い深々とお辞儀。3回くらい丁寧なお辞儀してたね。
これにてZepp 名古屋 KRAFTWERK MULTIMEDIA TOUR 2026 終了。拙いレポートで恐縮ですが、開場の雰囲気が少しでも伝われば幸いです^^。
初めてのライブ経験がkraftwerkというのもなかなかないパターンかもしれないが、おそらくリーダーのRalf Hütterは80歳近く。であれば今回のツアー色々な意味でラストチャンスかもしれないということで参加しました。
当方、kraftwerkファンであることはたびたび触れているが、具体的な作品紹介はしてない気がする。コレを書いてる最中色々なことを思い出した。YMOと私は継続中で今後kraftwerkは間違いなく登場するので、その時に懐古したいと思う。
最後に、今回ライブ初参加ということで、色々危惧していたことがあったが杞憂におわった。お客さんのマナーが良くスタッフの対応も素晴らしかった。とても気持ちよくライブを楽しめたことに感謝します。

オマケ、ライブ終了後、物販ブースの片隅でレコードやCDを販売していたので、思わずゲット!戦利品です^^
