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ハイエンドDJミキサー比較2!Radius 2 : MODEL 1 : db4 : DJM-900nxs2

さて、今回は前回の音質比較
に続く第二弾として、あらたに2台加えて比較してみました。
前回同様いずれ劣らぬ高音質ぶりで、全てのモデルに
甲乙つけがたい状況となりました。
しかし、db4だけは古いモデルが故に高音に癖ありと
感じました。

db4は前回同様、近所にお住まいのSくんからお借りしました。
今回ディスコ定番曲を4ファイル用意し、前情報なしに
Sくんにファイルを聴いていただきました。
MODEL 1=Radius 2>NXS>db4

音質についてはこのような結果となりました。
私の感想も全く同じでした。

当ラボでは、レコードの音をいかに高音質でデジタル化するか!
これに重きを置いているので、ミキサーの操作性や
エフェクトやフィルターの効き具合などは気にしておりません。

ライン、あるいはミキサー内臓のMM専用フォノアンプの
音質がどうであるか?が最大の注目ポイント。

レコードをデジタル化する場合に、
多くの機器を介さずにハードディスクへ録音するのがいい!
なんて聞きますが、それだとレコードの空気感や音楽的表現が
失われるのは確実です。ことレコード、アナログ信号を
デジタル化することはそういうことだと理屈抜きで覚えてください^^。
詳しくはこちらに書いてあるので、参考にしてください。

レコードの信号を増幅させるフォノイコライザー、
この増幅された信号を更に調整するのがプリアンプ、
プリアンプを通すことが重要と考えます。

レコード針やフォノイコライザーで基礎の音質が
きまり、プリアンプで音の品質が左右されます。
当ラボではプリアンプ選びにとても時間がかかりました。

↑こちらは日本のメーカーの100万円超えのプリアンプ。
デモ品をお借りした時の画像です。
トーンコントロールや左右のバランス調整が可能で
レコードの録音用途としては最適です。
同クラスのアキュフェーズのプリアンプもデモでお借りしました。
録音したファイルの品質は良いのですが、録音用途のみ限定で
100万円を出すのか?コスパに疑問を感じとりあえず保留。

↑こちらは以前所有していたドイツの真空管プリアンプで、
200万円弱の高価なものでした。このクラスになると音の艶が
素晴らしく音楽的抑揚が加わりとても楽しく音楽が聴けました。
トーンやバランスは調整できません(オプション扱い)。
音質の微調整ができないこと、音の艶感が色濃く出てしまうこと
があるので、レコードの録音用途としては不向きと判断しました。

そこで選択肢の一つのハイエンドDJミキサーに注目したところ、
最良の結果が出てしまい現在に至るということです。
話が長くなるので、今回はこの辺にしておきますが、
DJミキサーの選択、何がベストなのか?
これからまたしばらく悩む日々が続きそうです。

当ラボでは

MastersoundsのRadius 2

PLAY differentlyのModel 1

Pionner DJのDJM-900NXS

のラインナップとなっております。