年末ご挨拶
2023.12.31
年末のご挨拶
今日は仕事納め。2023年はおかげさまで充実した日々を過ごせました。プライベートでは体調不良、機器の故障(家電)、車の故障、他いろんなことがありました。大変な一年となりましたが、持ち前の気力で乗り切り、多くの仕事をこなしてまいりました。ご依頼いただたお客様、納品待ちのお客様、そして各レーベルのご担当者様、本年もお世話になりありがとうございました。2024年も変わらず高音質デジタル化に情熱をもって取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今日の予定は17時まで仕事、そのあとは親戚家族自宅でゆっくり過ごします。1/1からレコード洗浄始めたいと思います。
久しぶりの休養ですが、年末年始もお問合せ、ご依頼承ります。何かございましたらお気軽にご連絡ください。それでは良いお年をお迎えください。
大雪の影響
2023.12.22
全国ニュースでも取り上げられております北陸地方の積雪。当ラボも少々影響がございます。宅急便の遅延や拙宅駐車場の雪かき(車6台分ほどのスペース)に伴う作業時間の減少など。特に後者は師走の多忙時期に大きく影響及ぼしており、年末納期案件に遅延が発生する恐れがございます。各お客様にはご依頼時に納期をお知らせしておりますが、1~2週間ほど遅れる場合がございます。短納期仕上げ案件につきましては、最大で1~2日ほど遅れる程度です。
想定外の積雪故に伴う遅延、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
少し息抜きを
2023.12.17
2023年も残りわずか。この時期超多忙モード変わらずで、日々納期に追われている状況です。朝目覚めたらとにかく仕事、仕事、仕事、空いた時間があれば、レコード洗浄、ジャケット撮影などなど、余裕のない日々の中、ある方から贈答品が届きました。見覚えのある送り主様のお名前、詳しくは書きませんが、音楽で繋がってる方からの贈答品だ。梱包を開けると、、、まあなんてことでしょう!私の大好きなお菓子!有名な六花亭さんのお菓子群ではないか。丁寧なお手紙が添えられており、念のため菓子箱開封する前に拝読しました。見覚えのあるお名前でしたが、手紙の内容からすべて合点がいったと共に少しウルっと来ちゃいました。多忙極める中ほんのひと時息抜きの瞬間でもあった。
贈答主の代理の方が手紙を書いてくれたようで、主の想いと代筆者の想いをしっかり受け止めありがたくお菓子を頂戴しました。贈答主の方とは直接お話しできないので、この場を借りて厚くお礼申し上げます。そして音楽で繋がってるよ!って伝えたい。またご縁があればよろしくね^^。って急にフランクな口調になりましたが(笑)、好きな音楽聴いて元気をもらう、いいね!
ここ2ヶ月ほどお気に入りのレコード聴いてないので、贈答品を頂きながら聴くレコードの選定中^^。
Duran Duranの新譜(左上)とKraftwerkの元メンバーWolfgang Flürの2022年アルバム(上段中央)以外は全てここ最近リリースされた再発盤だ。どれどれ。。。何を聴くかな。
というわけで、思いがけない贈答品からの息抜きタイムというわけで、元気をもらいました!明日からまた頑張りますよ^^。
YMOと私:16
2023.11.27
YMOと私:16
中学3年1984年1月の頃
中学三年の年末から年始にかけて私の体にある変化が。中三のある時期から急激に身長が伸び成長痛に悩まされていたが、こと1983~1984年またぎで身長以外にも声やらなにやら色々変化がマイボディーに表れてきた。そんなことはさておき(笑)、この頃YMOと自分がどうかかわっていたか正直覚えていない。恐らく洋楽あさりとオーディオカタログにご執心であったが、とりあえずこの頃マイフェイバリットであった浮気なぼくらを聴きつつ、年末年始のラジオ放送を聴いてたように思う。年末年始のラジオ放送では年間トップ100的なヒットソングが多く流れており、とりわけシンセサイザーを多めに使ってるバンドやアーティストをチェックしていた。しかし、この時の細かな記憶がほぼないので、この時気に入ったアーティストを挙げることはできないが、とにかくお年玉で何のレコードを買うか血眼になってたように思う。受験生なのに(笑)。1982~1983年のお年玉はYMO関連のレコードを多く買ったが、1983~1984年は何を買ったか覚えていない。高校進学祝いで買ってもらう予定のオーディオ機器選定にも力が入っていたので、もしかすると資金としてスポンサーである親父に提供した?いや、多分そんなことはない。何らかのレコードは買っているはずだ。本ブログを書いてる間に記憶が蘇ると思ったが、全く思い出せないので、この話題はこの辺にしておこう(笑)。
そうこうしてるうちにVan Halen – 1984がリリースされた(1984年2月頃?)!リアルタイムで洋楽に触れた中でも、このアルバムは特によく聴いた。何といってもA面1~2への展開!これは今聴いても鳥肌が立つ。Van-Halenというバンドはこの時初めて知ったのだが、この1984というアルバムリリースに伴い、売れ筋に路線変更したなどと揶揄されていたようだが、私にとってそんなことはどうでもよく、売れ筋どころか世界的ヒット、しかもOberheimという太っとい音を出すブルーのシンセサイザーを使ってることにも惹かれ、アルバムリリース後真っ先にトヨネレコード(小松市サンプラザアーケード街にあったお店)で購入したことを覚えている(ちなみにVan-Halen作品は1984のみ所有)。そうそう、無事高校進学できたらお祝いにオーディオ買ってもらえる!初めに聴くレコードはVan-Halen-1984と決めたのもこのころだった。これは鮮明に覚えている。1984を新品オーディオで、大音量で聴くために受験勉強頑張ろう!ではなく、レコード針は?プレーヤーは?プリメインアンプは?カセットデッキは?スピーカーは?システムコンポではなく、各機器別々のメーカー、いわゆる得意とするメーカーの機器選びに心血を注いだ。前回YMOと私:15でも書いたが、志望校のランクを落とし余裕ができたためであるが、それにしても高校受験勉強をおろそかにし、機器選びにご執心とは言語道断である、、、、。しかし、気になったら納得いくまで突き詰める性質は、今の自分と大差ない(笑)。これは私の長所でもあり、突き詰めるあまり盲目になる点は短所でもある。性格は変えられるが、性質は変えられないって誰かが言ったか言わないかはさておき、この頃から既にオーディオ機器選定目利きの礎が出来上がっていた(笑)。
次回、選定した機器を紹介しようと思う。これについては今でも覚えている。ネットの画像を拝借し、画像付きで紹介しようかな。ニュースコーナーで紹介するのも有りかな。20231205追記(ニュースコーナーで紹介)
続く
久しぶりの大規模ディスコイベント
2023.11.21
前回雑感ブログで近況報告したが、多忙モードは相変わらずで日々業務に追われてる。しかし、2023年11月19日に行われた大規模イベントが無事終わったことで、全面的に業務に集中できる。1日の時間配分でレコードのデジタル化業務が8~12時間弱、イベント準備、練習が2時間ほど、他雑務が1時間ほどでしょうか。イベントが終わったことで、業務にあてがう時間が増えた^^。
今回のイベントは関東を中心(かつ全国で)活躍されてる某有名DJさん(以下〇氏さん)をゲストに迎え、私と私の先輩DJさんがサポートDJを務めたもので、400人を超える集客で大盛況に終わった。〇氏さんとの共演は2度目で、〇氏さんのラジオ番組にもゲストで出演させていただいたことも過去に2度あり、今回コロナ明け初の共演となった。〇氏さんはDJとして、人として、私が最も尊敬する方で、今後も日本のディスコ文化の発展には欠かせない重要人物である。
そんな〇氏さんとの共演で使用した機材は、世界標準のパイオニアDJM900nxs2を中心としたもので、電源ケーブルに私物のjorma design Ac Landa RHIIとアコリバのRCAケーブルを使用した。私自身のハイレゾ音源含め、〇氏さんのオンエアする曲もいい音で楽しみたい想いが強すぎて私物を持ちこんだ。今回ホテルでの開催となり、照明や音響も音響屋さんに特設で準備していただいたので、結果的に最高の音質でオーディエンスを楽しませることができた。やはり、大音量で長時間踊るとなると、音圧上げすぎCD音源よりも、レコードを最高音質でデジタル化した音源の方がはるかに耳と体に優しく、長時間聴いていても疲れにくいことを改めて体感した。大音量フロアでも会話ができる、そんな不思議な現象も有ったりで、今回のイベントで改めてレコード音源の良さを再確認した。
私の本業はDJではなく、レコードのデジタル化がメイン。あくまでもサポートとして今後もDJさんを応援したいと考えている。着実に当ラボの音源が進化してることを今回のイベントでも体感できたので、今後も情熱をもって業務に邁進します^^。いやー、本当に最高のイベントでした!スタッフの皆さん、先輩DJさん、そして〇氏さん、ありがとうございました。
先輩DJさん(左)との2ショット
近況報告
2023.11.17
更新が滞っております。不測の事態などではなく、日々忙しくまさに忙殺状態。今月(11月)から年末にかけて近年まれにみる忙しさとなりそう。インフルやコロナに感染しないよう心掛けるが、疲労による病にも気をつけねばならぬ。日々業務をこなしつつ、11/19日曜日のビッグディスコイベントの準備も抜かりなくこなしている状態だが、一日最低5時間の睡眠時間は確保している。本来なら6時間欲しいところだ。早起きの癖がついてるおかげか、朝4時には目が開きそのまま業務に取り掛かるが、長年のルーティーンである昼食後約1時間の昼寝は欠かせない。早起きと昼寝が健康の秘訣と信じて2023年を乗り切ろうと思う。ニュースコーナーやブログなど情報発信が滞りがちだが、業務最優先で引き続き丁寧な仕事を心がけます。
YMOと私:15
2023.10.26
YMOと私:15
中学3年1983年の頃
中学3年も夏が過ぎるといよいよ受験受験と周りが騒がしくなる。私の志望校は進学校であったが、音楽の情報収集にかまけて勉強はおろそかとなり、成績は下がる一方で志望校への進学は遠のくばかり。恐らくこの頃の私は友人も減り何となくクラスの中でも浮いてる存在だと感じ、あえて周りとの壁を作っていたように思う。とにかく洋楽やオーディオ関係に詳しくなろうと音楽雑誌やオーディオ製品カタログばかり見ていた。意中の高校への進学をあきらめ、ランク下の高校でいいやと投げやりになったのもこの頃だった。ランクを落としたことで、別段受験勉強しなくても試験は受かるだろうと前述の体たらくであった。母からの理解は得られず日々小言に辟易していたが、そんな状況の最中親父からある提案があった。
息子の受験にあまり興味のなかった親父は(笑)、勉強しない息子に対して何か言うわけでもなく、むしろ息子がオーディオのカタログばかりを見てることを好意的にとらえていた(さすがオーディオマニアの親父)。高校に進学したらお祝いでオーディオセット買ってやるよ!好きな音楽いい音で聴くって素晴らしいからな!頑張って勉強しろよ!進学校をあきらめ志望校変更したことは知ってるにもかかわらず、そんなこと言ってくれる親父って、、、、何と能天気な(笑)。細かいことを気にしないそんな親父のことは今でも大好きだ(笑)。今思うともう少し叱咤激励があっても良かったと思うが、トンビの子はトンビと理解してたのだろう。普通の高校で上位に居ればいいんじゃない?なーんてことも言ってくれたっけ^^。
そんな親父の提案があったものだから、オーディオカタログ集めに拍車がかかりより一層勉強がおろそかになるかと思いきや、必要最低限の受験勉強はするようになった。万が一でも受験に失敗したなら、カタログ集めは水泡に帰すばかりかオーディオセットも買ってもらえない!そりゃ必死になりますわい^^。親父の提案きっかけでそれなりに受験勉強しつつオーディオ機器の選定に勤しむ私,,,,中学3年の冬に差し掛かる頃であった。
続く
最近の再発LP
2023.10.17
ここ1週間ほど高音質特別コース案件が続いております。顧客様、新規のお客様などなど毎日ノイズ除去処理ソフトの波形と睨み合いです。目を酷使するが最近眼鏡を新調したので作業は快適です。緻密なノイズ除去のおかげで、仕上がる音声はCDを凌駕するほどです。マスタリング後の音声を聴くと、レコードリアルタイム再生とはにわかに趣が違うと感じるが、それ以上の高音質にため息が出ます。元レコードのクオリティに依存する部分は大きく、できるだけ元レコードは良い状態の物が好ましい。状態の良いレコードといえば、ここ最近の再発盤。良いものが増えてきた。
上記画像は最近リリースされた再発盤だ。まだ聴いてない(笑)。聴く時間が無いのである。。。しかし、リリース情報から察するに相当良い音がするであろうと大きく期待を寄せている。山下達郎さんの再発LPはFor Youで確認済みで、オリジナル盤と遜色ないほどの高音質なので、画像のRide On Timeは間違いなく高音質だろう。For Youの比較試聴もニュースコーナーで紹介すると謳いながら未紹介。。。上記画像の物もいずれ比較試聴するが、たっぷり時間をとってレコードと対峙する心構えが必要だ。真剣に取り組みたいが故に、現状時間が取れないことがもどかしい。早く聴きたい!下記は画像の再発レコードの紹介である。
Level 42:Level 42
Pink Floyd:Dark Side Of The Moon (50th Anniversary Remaster)
Tears For Fears:Hurting
山下達郎:RIDE ON TIME
昔のオーディオCDのリマスター
2023.10.12
今年もあと3ヵ月を切りました。相変わらず多忙を極めサイト更新が滞りがちです。この出だし、、、頻度が多いように思うが、とにかくやることが多く時間があればレコード洗浄や段ボール開封など、とにかく動いていないと落ち着かない、、、わけでもない。とにかく納期対応に追われることが常で、段取りしながら前倒しで作業をこなさないと到底納期対応は果たせない。そんな忙しい折に車の不調が重なり、そろそろ買い替えの時期なのでは?悪魔か天使の囁きか、あれとあれという間に車を購入することになった。そして先月末めでたく納車となった。
最近の車はCDプレーヤーがついてないそうだ。前車はCD再生もテレビ試聴も可能だったので、今回購入した車はいずれも非対応。テレビは要らないがCDプレーヤーは欲しかったな。時代の流れだから仕方ないとしつつ、車中の音楽は必須ということで、早速環境整えるべく大容量USBメモリを購入した。とりあえず所有してるCDをリッピングし、作品ごとにフォルダ分けとタグ付けを行った。車内のUSB Cポートにメモリを挿すとすぐに再生が始まった。タグ付けのおかげでタイトルやアーティスト、ジャケット画像も表示されとても快適に音楽が楽しめた。しかし、昔のCDは音圧が低く音質が良くないものが多い。そこでそれらの作品をピックアップし当ラボの環境下でリマスター!音圧と音質を調整し改めて車中で再生。完璧である!自身のコレクションであるコチラのファイルもとりあえず24bit / 96kHzにダウンコンバートしUSBメモリに収録。ハイレゾ音源再生対応の可否は?見事に再生されましたーー!車中で楽しむ音源整理、当面の楽しみになりそう。2000年以降の比較的音質の良いものはCDリッピング、2000年以前で音質が良くないものはCDのリマスター、あるいはレコードからハイレゾ化したものを用意するか、時間と体力と相談しつつ、少しづつ進めていこうと思う。
音質良くないCDのリマスターや、同作品のレコードからのハイレゾ音源との比較など、この辺も改めてニュースコーナーで紹介する予定だが、いつになるやら。
YMOと私:14
2023.9.29
YMOと私:14
中学3年1983年の頃
中学3年の頃の記憶、つまらない時期だったので色々な記憶が抜け落ちてるが、洋楽を聴くきっかけは何だっただろうか?全く思い出せないんだが、、、(笑)。中二の頃かな?恐らくベストヒットUSAやMTVの話題から興味を持ったのだろう。小学校の頃から色々なシチュエーションで洋楽に触れており、ある程度免疫はあった。YMOも1983年リリースの浮気なぼくら以前の作品は英歌詞がほとんどだったので、私の場合歌も音として捉えていたのだろう。響きの良いヴォイスが楽器の一部として脳内変換され英語もなんかかっこいい音と感じてたのだろう。歌の意味などあまり気にすることなく洋楽に興味を持ち始めたのだろう。
Duran Duranやkajagoogooの前に、Policeに興味を持ったっけ?恐らく二輪君から教えてもらったのか?なぜだかわからないがPoliceのSynchronicity IIの12インチシングルを買った記憶がある。なんでだろ?(笑)。ぜんぜんエレクトリックでもないし、シンセやドラムマシーン使ってないし、ビジュアルが特別いいわけでもないし、何で買ったか記憶が抜けてるが、小松市サンプラザ(アーケード街)にあったトヨネレコードで間違いなく買ったのだ。見つめていたいではなく、12インチシングルのSynchronicity II。購入理由はいまだ謎だがPoliceに興味を持ったのは間違いない。でもね、これ書いてるうちに少し記憶が蘇った!1983年リリースのSynchronicityというアルバム買ってるわ(笑)。たしかポスター付で部屋にポスター貼ってるわ(笑)。どうもこの辺の記憶が曖昧だ。ん-、AsiaとかYesとか、なんかプログレ系バンドが売れ線ロックにスイッチしたアルバムも何枚か持ってたなー。その中でもAsiaのAlphaは大好きなアルバムだった。これも二輪君に教えてもらったか。
1983年の3月にYMOの浮気なぼくらがリリースされ、二輪君がこれを買って、さらにSONYの新品コンポ(確かスピーカーのウーハーが正方形のやつ)を親に買ってもらったばかりで、複数の友人で二輪君宅に聴きに行った記憶がある。その時すでに洋楽聴いてたか?YMOの日本語歌詞に少しがっかりしたが(笑)、これきっかけで洋楽に走ったわけでもないし、、、
YMOと私、言わば私の音楽遍歴の記憶を辿る旅のような内容になってきたが(お許しを)、今回YMOと私:14は思い出せない記憶を呼び覚ます回としてご容赦いただきたい。しかしまあ、YMOの日本語化には驚いたが、結局死ぬほど聴いてマイフェイバリットの一つとなってることも申し添えたい。とにかく中三のころよく聴いたアルバムだった。YMOの日本語化の反動で洋楽に目覚めたわけでもないだろうに。。。JAPANやKRAFTWERKも既に聴いてたのだが、、、、次回はもう少し記憶を整理してから書き始めるようにしよう(笑)。今回は曖昧回としてこの辺で^^。
続く
YMOと私:13
2023.9.10
YMOと私:13
中学1年1981年の頃(一旦遡る回)
小学校から中学、高校、専門学校、社会人、私の音楽史の中でYMOとの関り合いを、記憶を辿りなが複数回にわたり書き連ねているが、自身の音楽史を見直すことと合わせて、まだまだ継続で書いていきます^^。わかりやすい文章を心がけてるので、興味がある方は暇つぶしに読んでくださいね^^。
さて、前回TECHNODELICの記憶が抜け落ちてるとの理由で、次回(つまり今回)触れてみようということだったが、早速行ってみよ!TECHNODELICは、たしか、1981年の11月21日リリースだったように思う。石川県小松市にあったトヨネレコードに予約注文を入れて購入した記憶がある。YMOの新譜ということもあり、前作BGMの前衛的すぎる内容よりも明るくポップな作品を期待していたように思う。リリース前に坂本龍一のサウンドストリートで数曲オンエアされており、たしかJAPAN新譜Tin Drumの曲も同回にオンエアされ、いずれの作品も大変興味をそそられたことを記憶してる。ラジオ放送でTECHNODELICからのチョイスは、Pure JamとかSeoul Musicだったように思うが、BGMとは違った雰囲気を感じ取った。もちろん良い意味である。予約特典としてポスター付だったように思うが、レコードを予約して購入することが初めてだったので、中1の私にとって少し大人の階段を上った気分で居たように思う(笑)。
YMOといえば一番売れたSolid State Survivorがクローズアップされるが、エレポップバンドや後のテクノの方々、そしてマニアックなYMOファンは、BGMとTECHNODELICを最重要作品として挙げることが多い。特にTECHNODELICは松武秀樹自作のサンプリングマシーン「LMD – 649」を取り入れ、81年当時、時代の最先端を行く作品として現在も重要視されることが多い。そんな作品を中一の頃購入しリアルタイムで聴いていたのだから、耳が肥えるはずである(笑)。工場のノイズや金属同士がぶつかる打音、連続する人の息や声、ゲートリバーブをスパッと切ったような乾いたスネアドラムの音など、シンセの音よりもむしろリズムを追うような聴き方をしていたことに改めて気付く。この聴き方を繰り返すことで、私の凝り固まった音の捉え方芽生えたように思う。そんな音の捉え方が邪魔し、日本の歌謡曲やポップスがまともに私の耳に届くことはなかったのだろう。これも私の人生において大きな影響を及ぼしていたのだと今改めて思う。このように記憶を辿りながら文字に起こすことも悪くない(笑)。このYMOと私の中でたびたび出てくるが、私の人生を変える音楽や出来事の一つであったこと再認識した。そんなTECHNODELIC、今聴いても唯一無二のサウンドである。ジャンルは?と訊かれれば、テクノデリックです!と答えるしかない。そんなアルバムの中でも、唯一Solid State SurvivorのRydeenやTechnopolisに通じるキャッチ-なサウンド、Keyがたまらなく好き(笑)。やはり私はキャッチ-な曲も好きなんです。
ということで、書いてるるうちに色々な記憶が蘇って、私の人生を少し変えた作品としてTECHNODELICを称えたいと思う^^。次回からは再び1983年に戻ろう。
続く
デモ試聴結果、MTカートリッジとTELOSのアクティブアース?
2023.9.3
デモ試聴結果について、本来はニュースコーナーで紹介すべきなのだが、現在遅延分のリカバリーでなかなか時間が取れない状況。よってこちらのページで簡単に紹介します。
MCカートリッジEMT / HSD 006
EMT / HSD 006は採用見送りました。一聴すると大変すばらしい音質なのだが、レコードをハイレゾ録音した音源を特殊なソフトで波形を見ると、ハイレゾ帯域といわれる20k以上の帯域が出きっていない。他のAudio TechnicaやLYRAの針で録音した波形と、EMT / HSD 006で録音した波形を比べると一目瞭然。20k以上の波形の色の濃さが異なり、EMT / HSD 006は薄く30kから上は全く出ていないことが分かった。EMT / HSD 006の再生周波数帯域が20~25,000Hzとなっており、Audio Technica / AT-ART9XAは20~50,000Hzとなっている。ここの部分の差なのか?聴感上の差は、、、はっきり言ってわからないが(笑)、波形で確認するとEMT / HSD 006の方が情報量が少ない。レコード会社にデータ納品する際、波形上のコモンモードノイズの有無や、ハイレゾの周波数も注意しなければならないので、この時点でEMT / HSD 006の導入は見送った。録音無関係でリスニングに特化する分には最高のMCカートリッジEMT / HSD 006だが、私の業務では使えないという判断である。
仮想アースTELOS / Grounding Noise Reducer Mini 5.1
TELOS / Grounding Noise Reducer Mini 5.1(以下TELOS)については、プリアンプやフォノイコライザー、AD/DAコンバータなどで試してみたが、当ラボではプリアンプ1台に1端子接続が一番効果があった。レコードのリスニングにおいて低域の量感が増し、より立体感が増したように感じ、ファーストインプレッションはかなり音質に変化があり驚いたが、慣れてくるとTELOS無しでも有りでもいずれも良い音だということに気付く(笑)。つまり音の変化は感じることができたが、その変化が私にとって良いものだったか否か?んー、変化があったことに少し驚いた程度で、劇的に何かが良くなって録音ファイルにも好影響を及ぼし、即採用ということにはならなかった。である^^。マスタークロックジェネレーターや仮想アース機器は、接続しても変化の分かりにくい物なのかもしれないが、使うシステムや環境によって大化けする可能性も秘めてるので、懐疑的判断で試さず不採用というのはもったいないと思う。試して絶大な効果があれば儲けものであるからして、今回懇意ショップ様に1週間ほど貸し出しデモ試聴に至ったが、、、、、今回自分の直感は正しくなかった。初めの音の変化に驚いただけの結果となった。実際TELOS有と無の録音ファイルの音質差は全く分からなかった。少なくとも当ラボでは、レコードリスニング時にTELOS使ってもいいかな?という程度である。メイン業務の録音には不要と判断。
追記:TELOS本体用の電源ケーブルやアースケーブルをオーディオグレードの物に代えることで、より良い効果を望めることは間違いないが(試聴済み)、やはり、録音ファイルへの影響力がごく僅かということが不採用の理由となった。
以上簡単な内容ですが、参考になれば幸いです。
長引く夏風邪
2023.8.30
ここ10日ほど夏風邪で苦しんでおります。2回の抗原検査も陰性なのでコロナではないが、無味無臭状態が続いている。熱は無く食欲も旺盛なのだが、味がしないことがどれだけの苦痛か、、、痛感しております。全く臭いも味もしないなんて初めての経験。大好きな外食も控え目となり浪費は減ったが(笑)、食べる楽しみが奪われ日々苦しんでおります。。。。というのが先日までの話!本日8/30、朝10時頃から復活の兆し。そしてお昼ごはん、明太子パスタを食したところ味がするではないか(笑)。7割ほどの回復といったところか。久しぶりにおいしい食事を楽しんだ。しかし、相変わらず鼻水と咳が出る。。。治りかけであることは間違いないが、しつこい夏風邪はもううんざりだ。健康には自身があるが、ここまで長引くとは、、、老化現象なのか、多忙がたたって本来の治癒力が妨げられてるのか。無理できない年齢になってきたと実感しております。
本格的な業務復帰は明日以降となりますが、まずは遅延リカバリーがんばります^^
夏風邪
2023.8.25
ここ1週間ほど体調がすぐれない。咳とのどの痛みから、現在鼻水くしゃみが止まらず、業務に大きく影響及ぼしております。耳メインの繊細な仕事につき、音の聞き取りがままならない状態です。数日休養しておりますが、今日あたりから快方に向かってるような気がします。。。。コロナか?と思い、5日前市販の抗原検査しました。結果陰性でしたが、、、、様態が悪化する一方だったので、昨日近所の診療所で検査を受けました。結果は陰性、ただの夏風邪です。5日分の薬を頂き様子見の状態。一部のお客様には遅延のご連絡をいたしております。本日も数人の方にメールする予定です。今月中の完全復活を目指します。
ご心配おかけしますが、コロナではなく夏風邪ということで、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
お盆の多忙
2023.8.20
ずいぶん間が空いてしまいました。お盆は特に問題なく過ごしておりましたが、業務が一部滞っておりました。車の故障やその他諸々余儀ない用事に時間を割いておりました。本日8/20全て解決しましたが、昨日より咳が止まりません。カーディーラーのエアコンが効きすぎたおかげか、風邪っぽい咳で一瞬コロナを疑いましたが、コロナではなく咳風のようで、市販の薬で様子を見ます。世はお盆休みでしたが当方気の休まる時間が無く、熱い最中あちらこちら奔走しており、室内と室外の寒暖差で喉が悲鳴を上げたようです。明日からの業務に支障は出ないことを祈るが、車の故障に伴い色々な手続きに時間を取られそうです。
余儀ない用事、、、、当サイトの更新頻度にも影響及ぼし、この間業務にも影響が出たが、こればかりは予測がつかない。今年は色々あるね。そういう星回りなのだろう。来年の節分まで気を引き締めて参ります。当ラボへの問い合わせなど、今まで同様レスポンス最優先でお返事いたしますので、納期や各コース詳細など気になることございましたらお気軽にお問い合わせください。明日からまた頑張ります^^
ABC – The Lexicon Of Love 再発
理想の環境整ったか
2023.8.4
8月も多忙必至だが、もう少しサイト更新の頻度を上げないと….。ネタばかり増えて紹介しきれてないのが現状。しかし、着実に録音およびリスニング環境が理想に近づいてきた。スタジオアウトボードや仮想アース関連機材などの業務即戦力機材運用、そしてこれこそ本命のプリアンプ運用などなど、ニュースコーナー紹介します、します?します!詐欺にならぬよう努めたいと思う。早速小出し画像です(汗)。大変恐縮ですが今回も画像のみ紹介とします。
YMOと私:12
2023.8.3
YMOと私:12
中学3年1983年の頃
そうそう、先日、某大手建設機械メーカー粟津工場近くを車で通ったが、その近くに太君(ニッネームはじっちゃん)の自宅があったのを思い出した。当時のまま変わらず家はあったのだが、現在じっちゃんは別の地域にいるらしい。で、中三の頃仲良くなった一人がじっちゃんである。別のクラスであったが、じっちゃんと仲良くなったきっかけはルアーフィッシングだ。じっちゃん宅を見て色々記憶が蘇ったので、少しだけじっちゃんとの蜜月に触れておこう。
じっちゃんはサッカー部、しかもレギュラーでめちゃくちゃ上手!そしてルアー釣りのセンスが抜群!独特の風貌からじっちゃんというニックネームが付いた。そうだ、kraftwerkのメンバーに似た人が居たな(笑)。それはさておき、じっちゃんは何かと早熟であった。兄貴だったか姉貴だったか覚えてないが、聴く音楽とラジオがもろ影響受けてたのであろう、YMOはとっくに卒業した感があって、中島みゆきを勧められた(笑)。音楽ではなくラジオであった。中島みゆきのオールナイトニッポンを聴いてみ!面白いから聴いてみ!録音したテープ貸してやるから聴いてみ!しつこかったので無理やり聴いたのだが、これがなんと面白い!中島みゆきのラジオパーソナリティーとしてのイメージと、歌のイメージが全く合致しない。こんな面白い人だったのかと驚愕した記憶がある。
晩生だった私が新たな友人や中島みゆきのラジオ、吉田照美のテルテルワイドなどで、夜更かしよろしく徐々に普通の中三に近づいて行ったのがこの頃である。とにかくじっちゃんの家にはよく遊びに行った。センスの塊だったじっちゃんには色々教えてもらった。しかしこの蜜月も長く続かなかったように思う。中三といえば受験だ。そろそろ勉強はじめなきゃという頃に何となく交流は薄くなっていつの間にかフェードアウトしたように思う。親友と呼べる相手などなかなか見つかるものではないが、当時私自身のパーソナリティーは浅く狭く人と付き合うのが好きだったようだ(笑)。現在もそのスタンスは大きく変わらないが、個で活動するのが向いてるようだ。
そんなじっちゃんとの思い出の中に、YMOというキーワードはほとんど出てこないが、中三の頃の記憶がかなり曖昧だ。YMOの浮気な僕らがリリースされたのが1983年の春頃だったか?これは二輪君が購入したレコードをテープに録音し頻繁に聴いた記憶があるが、今回のYMOと私12を書いてるうちに、YMOのTECHNODELICについてほとんど触れてないことを思い出した。あれ?YMOと私の4と5のページで伊藤ちゃんとの蜜月とTECHNODELICの記憶が抜け落ちてることに触れてるな。しかしYMO重要作品の一つTECHNODELICに触れないのも釈然としないが、先日おもむろにTECHNODELICを聴いたおかげで、何となく記憶が蘇ってきたのである。次回はTECHNODELICに触れてみよう。1981年中一の頃に少しだけ戻ろう^^。記憶を辿り書き連ねているので、話がとっ散らかって申し訳ないです。現在多忙につき頭が回らないのも事実。何卒ご容赦
続く
デモ試聴、EMTカートリッジとTELOSのアクティブアース?
2023.7.24
今月は多忙極めており、サイト更新滞っております。しかし、業務の合間にデモ試聴も行っておりました。以前から気になっていた製品。EMTのMCカートリッジとTELOSの仮想アースを自宅デモしました。レビューは近いうちに紹介する予定だが、まだ先になりそうなので画像のみ紹介とします。
MCカートリッジEMT / HSD 006
仮想アースTELOS / Grounding Noise Reducer Mini 5.1
いずれも素晴らしい製品でした。特にTELOSの仮想アース(アクティブアース発生器)は、良い意味の音の変化が確認できた。
YMOと私:11
2023.7.7
YMOと私:11
中学3年1983年の頃
中学二年から三年へ。中二の中半から後半にかけて大きく成績が落ちた。具体的には中一の頃、学年360人中60番あたりをうろついていたが、二年になって90番あたりをうろうろ、二年の終わりには110番あたりまで落ちていった。趣味に興じる時間を優先した結果だ。デキるやつは遊んでいても成績上位。私はそうも行かなかった。やらなきゃできないやつということが分かったが、意識を切り替えてやればできると勉学に邁進すれば人生変わっていたかもしれない。今だからそんな風に思うが、当時は勉強よりも音楽が好きで、それを奏でる楽器や(シンセサイザー)オーディオに興味を持ち始めていた。特に中学二年の終わりから機材やオーディオのカタログ集めをしたっけ?音楽&オーディオ好きの親父は喜んでくれたが、母の理解が得られずいつも衝突していた記憶がある。
さて、中学三年のクラス替えでクラスのメンバーとの関り合いも大きく変わろうとしてた。おそらく、記憶を辿ってもこのクラスにymo好きは一人もいなかったように思う。洋楽好きもいなかったかも。。。。はっきり言うが、中学時代一番つまらなかったのが三年の時だ(笑)。友人と言えるやつもおらず、音楽の話をする相手もおらず、お昼休みは他クラスの友人と駄弁り、部活練習はそれなりにまじめ取り組み、家に帰ればカセットやラジオを聴き、翌日またつまらないクラスで勉強に取り組むフリをしてたかな。まあ、成績はそれなり落ちたがノートは取っていたのでそれ以上成績が落ちることはなかったが、息苦しいクラスだったように思う。そんな中でも他クラスの洋楽&ymo好きの友人たちの情報交換は楽しみであった。そしてこのクラスにも慣れてきたころ、洋楽の話が出きるやつがちらほら出てきた。ベストヒットUSAやMTVを観てるのだろう、私が洋楽やymoに少々詳しかったから色々質問されるようになり、うわべだけの交流がにわかに萌し始める。そんな中の一人、強君とはお互いの家を行き来する中となった。彼の家に行ったとき稲垣潤一のLPを聴かされた。洋楽ちゃうやん!強君には申し訳ないが、正直日本の歌には全く興味が湧かず、早々に私が持ってきたjapanの錻力の太鼓に切り替えたっけ(笑)。Steve JansenのドラミングとRichard Barbieriのシンセワークと音の造り方の講釈を垂れたっけ?私の一方的なわがままを強君はうんうんと聞いてくれた。今思えば私は完全なルール違反をしていた。友人の家に行ったとき、まずは友人の推しをじっくり聴くのが暗黙のルールであると今は思う。当時はとにかく自分の推しを気に入ってもらいたくて、何の思慮なくただただ自分の好みを押し付けてた。稲垣潤一とJAPANでは明らかに趣味嗜好が異なるのに、、、、。これじゃ友達はできないぞ!って、当時の自分に言ってやりたいよ。強君どうしてるだろう。ほんの一瞬仲良くなれたかなと思った彼は徐々に私から離れていった。私も特に気に留めることなく自分の好きな音楽の啓蒙活動に勤しんだ。中学生の本分である勉学を忘れ怠りながら。。。。そして周りとの隔たりを感じながら暗い中学三年の月日は流れていった。
続く
AUDIO TECHNICA AT-ART20使用開始
2023.7.1
はやいもので今日から2023年後半スタート。相変わらず忙しくしており、業務とデモ試聴を繰り返しております。当ラボ機材の行き着く先がようやく見えてきました。遅くとも年内には基礎が出来上がりそうです。今も常に進化しておりトライ&エラーの繰り返しだが、ようやく、ようやくです^^。恐らく死ぬまでこの繰り返しは続くが(笑)、区切りが良いところで総括する必要があるので、それを年内にと期限を切ったわけです。その前に進化の過程の一つとして、今回MCカートリッジAUDIO TECHNICA AT-ART20のヘッドシェルが決まったのでお知らせします^^。AT-ART20のある出来事についてはコチラのページ終盤で触れているので詳細は省きますが、ようやくAT-ART20運用できる状態になりました。
アコリバのRHS-1というヘッドシェル、リードワイヤーセットを使う予定だったが、absolute LEAD WIREというリードワイヤーを所有してるので、他社ヘッドシェルのみ購入することにした。
こだわりのヘッドシェルGENESIS TYPE-P HEAD SHELLとこだわりの取付ネジAET EVO-CSSHを導入。元々LYRA TITANとAUDIOTECHNICA AT-ART9XAで使用してるので、品質の良さは保証済み。absolute LEAD WIREも同様高品質なので、AT-ART20とのマッチングもパーフェクトであることは想像できる。
早速使用した!最高である^^!ちなみに上記画像TITANとAT-ART9XAのリードワイヤーはANALOG RELAX AR-LW-DGP1プレミアム大吟醸である。
AT-ART20については高音質特別コース専用となります。以上お知らせでした^^
YMOと私:10
2023.6.22
YMOと私:10
中学2年1983年の頃
中学二年のクラス中ヒエラルキーはYMO関連レコード所有のおかげか徐々に上がりつつあった1982年末。調子に乗り更にYMO関連のレコードを買いあさることになる。そうです。お正月恒例のお年玉である!パン代ケチって涙ぐましい努力で購入するのが常だったが、お正月はある程度皮算用ができるので、迷うことなく複数のソロアルバムを購入した記憶がある。はっきり覚えてないが(笑)、坂本龍一の左うでの夢や、高橋幸宏のボク大丈夫、細野晴臣のフィルハーモニー、松武秀樹の東方快車などである。他にも複数買っているだろうが、かなり記憶が曖昧なので、ここに挙げた4枚も定かではない。しかしこれらのアルバムは自身で購入しており、友達作りのツールとしても活躍する予定だったが、時代は洋楽が異常に盛り上がった1983年第2次ブリティッシュ・インベイジョン真っただ中。周りの友人たちはYMOから徐々に離れ、主に洋楽のロックやソウル、ダンス、ディスコ、ハードロックなど、各自好みのジャンルへとスイッチしていった。
お年玉で買ったレコードはYMO関連メインだったが、相変わらず私はYMO関連が好きで録音したテープを飽きるほど聴いた。しかし時代の流れに抗うことなく私もミーハー洋楽に傾倒していった。そのツールとして活躍したのがテレビとラジオだ。テレビはベストヒットUSA,MTVが中心で、ラジオはこれといった番組名は覚えてないが、深夜時々AMのチューニングが合った時に聴こえてくる、アメリカンTOP40(だったか?)を好んで聴いた。しかし圧倒的にテレビの影響が大きく、目に映る美しき外国人のビジュアルと演奏スタイルに大いに惹かれていった。特にDuran Duranの美しさと演奏力の高さには驚いた。下半身モヤモヤのPVもあったが(笑)、Planet EarthのシンプルなPVと曲の素晴らしさに卒倒した記憶がある(笑)。なんてかっこいい人たち、そして曲なんだー(Planet Earthは1981年の曲)!この頃から読む雑誌がミュージックライフ、Rock Showなどに変化していった。以前釣り雑誌も購入していたが、釣りからは離れていった。そして中二の終わりには何となくYMOから離れていき、成績が大きく落ち、友人との交流も徐々に減っていったのである。
続く
Violectric PPA V600とEAR MC4のコンビ最強!
2023.6.16
今日は予定より1時間早く業務が終わったので、レコード鑑賞楽しみました。EARのMC昇圧トランスMC4は既に導入しており、主にFidelix Leggieroとコンビを組んでいた。ちなみにViolectric PPA V600はFidelixの電池式ヘッドアンプLIricoとコンビ組んでいたが、おもむろに入れ替えてみた。
するとどうでしょう!Violectric PPA V600とEAR MC4のコンビの方がより活き活き鳴るではないか。カートリッジはAudiotechnicaのAT33saである。
EAR MC4がとても素晴らしく、導入後相性確認など試す時間が無かったので、決め打ちコンビで使っていたが、さしあたりAT33SaはViolectric PPA V600とEAR MC4コンビ確定。おそらく、いや、間違いなくAudiotechnica AT-ART9XAとも相性は良いはずだ。順次試していこう^^
アウトボードやADコンバータなどデモ中
2023.6.13
仕事が立て込んでおり、しばらく更新ができなかったが、業務用機器自宅デモも同時進行しており、順次紹介していきたい。とりあえず画像のみ。
Crane Song / HEDD Quantum
Dangerous Music CONVERT-AD+
SSL FUSION
YMOと私:9
2023.6.3
YMOと私:9
中学2年1982年~1983年の頃
昨日は中学同級生4人と久しぶりに飲んできた。野球部の同志かつYMO好きでもあるメンバーの飲み会。話題はYMO少しと野球部時代のもので、ほぼ貸し切り状態のお店で(同じ野球部の同級生みやもと君兄の店)大いに盛り上がった。このメンバーの中には同じ小学校出身者が一人と同じ高校出身者が一人。他メンバーは同じ小学校出身で全員同じ学区内の各少年野球チームに所属していたこともあり、共通の話題が多く楽しい時間があっという間に過ぎた。コロナ前に一度集まったがそれ以来の再会。ユキヒロと教授の死を悼みつつ、YMOレコード貸し借りの話題では、私の記憶から抜けてることも多々あった。中でも当時の私はとにかく音にこだわって、レコードをテープに録るときのこだわりが度が過ぎていたようで、そのおかげで親父のオーディオで録音する流れが当たり前になり、友人の友人からの依頼など、私の知らないところで評判だったらしい(笑)。
そんな私含めた5人も、ちょうど1983年のころMTVやベストヒットUSAのいわばビルボード系の音楽に目覚めた時期でもあった。デュランデュラン、カルチャークラブなどの超ミーハー系から、ポリスやホール&オーツの渋いものから、レインボーなどのハードロック系など、各自の好みが分かれていき、徐々にYMOから離れていく時でもあった。私はデュランデュラン等のミーハー系からシンセ使いのバンド、いわゆるシンセポップ系に傾倒し始めた頃である。丁度YMOがテクノデリックリリース後に各自ソロアルバムに力を入れ始めた頃で、YMOの話題も薄れていったように思う。しかし、私自身は彼らのソロアルバムも追い続け、今でも聴き続けている愛聴盤もこの頃(1981~1983年)にリリースされたものが多い。次回はその辺の作品を紹介しつつ、YMOから離れていったことを紹介しよう。
続く
YMOと私:8
2023.5.8
YMOと私:8
中学2年1982年~1983年の頃
中学2年当時それなりに仲良しになった友人が複数いたが、ことYMO情報に長けた伊藤ちゃんが居ないことに淋しさを感じつつ、新たな友人との交流を謳歌していた。そのおかげか、地頭がよくないのか、成績が徐々に下がってきた。クラス担任は数学教師だったが、私は数学が苦手である(笑)。応用が利かないのである。公式を覚える一辺倒な勉強に加えテスト勉強はほぼ一夜漬け、、、。そりゃ応用は利かないし成績は下がるだろう。そんな数学のU先生はオーディオ好きであった。過去このページで触れたかもしれないが、U先生はNakamichi : Doragonを持っていたのである。いつか家に遊びにいって聴かせてもらいたいと思い、先生に気に入られようと数学を一生懸命勉強した!なんてことはなかった(笑)。日々の部活と当時少しハマっていたルアーフィッシングに時間を取られ、勉強どころではなかった。Dragonで音楽を聴いてみたい願望はその程度だったが、まさかレコードデジタルラボを始めると共にDragonを手に入れるとは思いもしなかった。
「YMOと私」から大きく外れてしまったが、中2の後半大きく成績を落とすことで私の人生は少し変わったことは間違いない。そう、YMOと洋楽に目覚めたことを期に人生が変わっていくことを、この時は知る由もなかった。坂本龍一さんのサウンドストリートでKraftwerkを知り、他の洋楽にも徐々に興味を持ち始め、深夜放送のMTVやベストヒットUSAを観るようになった。ついでに11PMや衝撃ドキュメントなど大人の番組も観るようになり、ますます勉強に身が入らなくったのもこのときだったか(笑)。MTVでは第二次ブリティッシュインベーションの真っただ中で、Culture ClubやKajagoogoo、そしてDuran DuranのPVが頻繁に流れていた。自分の中で何かがときめいたのである。YMO以外で夢中になれるものを見つけた瞬間だった。
続く
現在のところ地震の影響はございませんでした
2023.5.5
本日石川県で震度6強の地震が発生しました。当ラボ所在の小松市では震度4で、当ラボは地震の影響ございませんでした。地震で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
山下達郎 For You 2023年再発盤(限定)
2023.5.4
5月に突入。ゴールデンウイークいかがお過ごしでしょうか?当方2日ほどお休みいただき1拍旅行で息抜きしてきました。旅行から戻ると山下達郎さんの名盤For Youの再発盤が届いておりました。オーダーしたのを忘れてましたが、本日業務終了後(19時頃:ついさっき)オリジナル盤と再発盤を聴き比べました。
高音質特別コースで出番が多いLYRA / TITANをチョイス。
保存盤としてもう一枚ポチリしようと思ったが、どこのサイトも品切れ(汗)。転売目的の出品のみ。。。。
とうとう再発盤もここまで来たかと!絶句しております^^。フォノイコライザーはFidelix / Leggiero、MC昇圧トランスはEAR / MC4を使用。
この再発盤はレビュー案件です!素晴らしい!
ViV laboratory Rigid Float/CB/13納品
2023.4.30
さて、待ちに待ったViV laboratory Rigid Floatが納品されました。2ヶ月半ほど待ったでしょうか。材料供給がスムーズに行えず納期が遅れたようだ。ただし、納品を待つ間13インチカーボンタイプデモ機お貸しいただいたので、ありがたく使わせていただきました。太っ腹対応に感謝です。早速設置してみました。
台座はドルフィンという会社の製品で、後のCROSS POINT代表者となる方が制作された逸品で、カーボン製ということもあり、見た目も質感も使用感もVery Goodです。6~7年ほど前に購入したもので、いつか何かに使えるだろうと取っておいた品で、実は、、、、以前Rigid Float9インチタイプ所有してたことがあり(カーボンタイプがリリースされる前の製品)、その時台座として購入した品である^^。なぜRigid Floatを手放したか、話が長くなるので、Rigid Float/CB/13レビューの際軽く触れる予定。
本日はRigid Float/CB/13設置報告とする。これでSL1200GAEとRigid Float/CB/13のダブルアームとなったわけだが、早速Fidelix Leggieroフォノイコ(MM接続)SL1200GAEと、EAR Phonobox & MC昇圧トランスMC4コンビ(MC接続)Rigid Float/CB/13、ダブルアームで鳴らしてみた。使用カートリッジ、前者はORTOFONのMMタイプDJカートリッジCONCORD CLUB、後者はMCカートリッジAudio TechnicaのAT-ART9XA、各フォノイコライザーをプリアンプMODEL 1.4に接続し、レコード盤に同時に針を置いて比較試聴を行った。
曲のタイミングはずれてるが、プリアンプのフェーダー切り替えで音声の比較はスムーズだ。各カートリッジの違いが非常にわかりやすい。特別音楽と対峙したわけではないが、ダブルアームの雰囲気を味わってみたかっただけ(笑)。しかし、改めて感じたのはMMのCONCORD CLUBが意外と良い音がする!DJ用でパンチ力があり太い音が魅力だが、MCと比較しても充分渡り合える解像度も備えている点に驚かされた。まあ、聴いたレコードがハードロックなので、あまり参考にならないかも。
大好きなアルバムRainbow : Difficult to CureRigid Float/CB/13、新品かつオイルも充分なおかげで、デモ機よりさらにいい音出てます!
Rigid Float/CB/13とEARフォノ関連のレビューは近いうちに^^。今日はこの辺で。
EAR MC4 MC昇圧トランスデモ試聴
2023.4.24
EAR-88PBのデモ試聴に続き同メーカーMC4デモ機が届きました。当ラボのMCカートリッジ専用ヘッドアンプFIDELIX-LIRICOとの比較を行う予定。ただし、現在試聴時間が無く3日ほど寝かしております。
28日以降時間が取れそうなので、それまでお預けです。
真空管フォノイコライザー2機種デモ試聴
2023.4.15
とうとう四月に突入。年度明けということと、コロナも落ち着きつつあるということで、世の中なんとなく慌ただしく動いてるように思う。当ラボでも多忙モードのさなか、高音質追及の情熱は相変わらずで、ふとしたことから真空管フォノイコライザーに興味を持った。2回に分けてデモ試聴を行ったが、真空管イコライザーの素晴らしさを感じることができた。初めに借りた機器が予想に反して良い音だったので、デモ期間終了後にトップエンドモデルのデモ試聴もお願いした。
上画像がEARのPHONOBOXで下画像が同社フォノイコトップエンドモデルのEAR-88PBである。借りたタイミングが異なり、その場で切り替えながら比較できないので、リアルタイムレコード試聴時の印象と、例のごとく録音ファイルで比較試聴してみた。録音音源は同じ針、同じ設定、同じレベル、そして同じ曲より作成。DAW上に並べブラインド比較してみた。
詳細な試聴結果をニュースコーナーで紹介したいところだが、それはいずれということで、今回は簡単に結果報告。リアルタイムレコード試聴はEAR-88PBの方に軍配。録音音源はほぼ同じで、ファーストインプレッションは、区別がつかない!であったが、数回聴いてるうちにEAR-88PBの方が音に厚みがあったように感じた。わずかな差なので価格差を考えればPHONOBOXがコスパ良しと結論付けた。ちなみに両機ともMMモードでFidelixのヘッドアンプLiricoを介した音のみ比較したのだが、後に借りたEAR-88PBのMCモード(88PB内蔵トランスを介した音)を試してみた。これはこれで素晴らしかった!
そこでEAR-88PBについて調べたところ、EARの名機といわれるプリアンプEAR-912のフォノ部をそのまま単体としたものがEAR-88PBで、88PBのMCトランスを単体としたものがEAR-MC4であることが分かった。なるほど!であればPHONOBOX+MC4の組み合わせもあり?と、妄想を膨らませながらLevel 42のLPをEAR-88PB MCモードで聴き入る私であった。なんとまあ豊潤な音でしょう!さて、この妄想どう始末しようか。。。
YMOと私:7
2023.4.8
YMOと私:7
中学2年1982年のあの頃
ユキヒロが亡くなった後、とうとう来てしまった教授との別れ。心の準備はできていたが、、、、。私は私なりにこれからも彼らの作品と向き合い、彼らの遺してくれた作品を愛し、レコードを通して聴いた彼らの作品、そう、時々でいいだろう、当ホームページで紹介していこうと思う。そして今は静かに冥福を祈ろうと思う。
前回のYMOと私6、くしくも教授のサウンドストリートのヘビーリスナーとなったことを紙幅の終わりに書いた。このラジオ番組から得た情報は当時少ない情報源の中で大変貴重であり、多感な中学生の私にとって大変刺激的であった。中学二年も後半に入り洋楽に興味を持つ者も徐々に増えていった記憶がある。私もその中の一人であったが、MTVやベストヒットUSAから得られる情報と、前述のサウンドストリートからの情報をうまく消化できないまま、洋楽の音源収集に戸惑っていたように思う。つまり、YMO関連の欲しいレコードはまだまだあったが、洋楽でよさそうなもののレコードを買うべきか否かで悩んでいたと記憶してる。中学二年の後半は、なぜかあまり記憶が鮮明ではなく、どのように洋楽と触れ合ったかいまいち思い出せないが、FMのエアチェックをしていたように思う。
友人とテープの貸し借りを頻繁に行い、ダブルデッキでベストカセットなんか作ってたっけ?そんな中、サウンドストリートでkraftwerkのコンピューターワールドを紹介してる回が収録されていたテープを友人から借りた。1981年頃(私が中一の頃)録音された物で丁度コンピューターワールドが発売されるタイミングだった。これはこれで衝撃を受けた!YMOとは異なる趣のピコピコサウンドにくぎ付けとなった。世界にはすごい音楽を作る人がいるものだと言ったか言わないかはさておき、この時からkraftwerkにも興味を持ち始め、エレクトロニクスを多用した海外の音楽にも興味を持ち始めた。時代の最先端を走ってる教授が紹介する曲イコール最先端の曲と捉え、毎週火曜夜10時のサウンドストリートエアチェックは欠かせない習慣となった。
続く
フォノイコライザー真空管で聴いてみた
2023.3.30
デモ試聴について少し
2023年も3ヶ月経とうとしてるが、多忙モードが通常モードと化してる今日この頃。業務最優先としつつ自宅デモなど常に良い音を求めて旅をしております。VIV LABトーンアームはオーダー済みだが、材料入荷が大きく遅れており納品に2ヶ月ほど要するもよう。同機デモ品お借りしてるので、レビューすることも可能だが納品後アレコレ試してレビューしたいと考えている。
話は変わるが、最近MANLEYのNU MUがお気に入りで、録音する際必ず使用している。NU MUはトランジスタと真空管の混合製品だが、いずれの良いところがいい意味で音に表れ波形に表れ大変重宝している。MANLEYカラー、パープルっぽいブルーがものすごく気に入っており、見た目も音に関係するとの一説も納得であるが・・・。
そんな中とある製品Pが気になり始め現在デモ試聴中。そして他の製品Cもデモ依頼中で順番が来たら借りられる予定。いずれも真空管タイプのフォノイコライザーだ。当環境と相性が良ければPまたはC導入検討したい。で、現在Pを使って色々試しているが実に素晴らしい!いずれニュースコーナーでレビューするが(いつになるやら)、当環境とのマッチングもよく積極的に使いたくなる逸品だ。ここ最近聴いてなかった90年代作品を息抜きで聴いております。今日はこの辺で^^。
この時代のレコードもいい音してるなー!Orbitalの2作品、JamiroquaiのThe Return Of The Space Cowboyとか、Daft PunkのHomeworkとか、これらはDJ辞めた後特によく聴いた作品である。あの頃の思い出がよみがえる。
YMOと私:6
2023.3.21
YMOと私:6
中学2年1982年のあの頃
中学二年の頃、新たなクラスメートの中に複数のYMOファンが居た。交友関係が大きく変化したのもこの頃で、それぞれYMOのアルバムやソロアルバムなど持ってるレコードが多岐に渡り、テープにダビングするのをきっかけに親交が深くなっていった。松武秀樹のLogic SystemやVenus、高橋幸宏のサラヴァ、ニューロマンテック、ボク大丈夫、大村憲司の春がいっぱいなど、それぞれ持ってる友人の家に行ったり我が家に招いたりで、YMO関連の作品に触れる機会が増えていった。
上記に挙げた作品全てお気に入りだったが、特に高橋幸宏のニューロマンテックと松武秀樹のLogicは別格だった。ニューロマンテックはYMOのBGMやTechnodelic色が濃く、Logicは初期のYMO作品に近いということで特に人気があった。これらは私が持っていたのだが、ダビング依頼が多く親父のソニーのカセットデッキが大活躍したのである^^。少ない小遣いとパン代ケチってためたお金で買うレコードは限られるのだが、買った作品の内容が良かった時は天にも昇る気持ちである!また、友人が買ったレコードの中でも気に入った作品があった。坂本龍一の千のナイフである。特にA面1曲目とB面全てが素晴らしく良かった。しかし、このLP、46分テープに収まらなかった記憶がある。この頃51分だったか50分だったか、半端な収録時間のテープがあったような。。。。それを買って収録した記憶があるのだが、うろ覚えで定かではない。。。
この作品、友人たちにはあまり評判よくなかったが、私はものすごく気に入ったのだ。理由はシンセを多用してる点と、A面1曲目Thousand KnivesとB面6曲目The End Of Asiaのオリジナルヴァージョンが収録されている点。前者は81年リリースBGMに収録された千のナイフのオリジナルで、後者は1980年リリースのパブリックプレッシャー(ライブヴァージョン)や増殖(セリフ入りヴァージョン)に収録されたもののオリジナルで、個人的にはこのソロアルバムに収録されたヴァージョンが好みである。このソロアルバムをきっかけに、坂本龍一(以下教授)にも俄然興味が湧いてきた。そして毎週火曜のFMサウンドストリートのヘビーリスナーとなっていくのである。
続く
近況報告
2023.3.17
更新が滞っております。不測の事態などではなく、日々忙しくまさに忙殺状態。3月は何かと忙しい。そういえば免許更新もギリギリ行ってきたし、歯の詰め物が破損し久しぶりに歯科医院にも行ってきた。前から決まっていた京都旅行も3月だった。他、仕様だが余儀ない用事で出払うことも多く、ホームページ更新は後回し。
そんなわけで、ぼちぼち落ち着いてきたので、通常通り業務最優先で多忙モードに戻ります。身体と心は至って元気^^。引き続き多数の案件進めて参ります。もちろんご依頼も常時受け付けております^^。
YMOと私:5
2023.2.27
YMOと私:5
中学1年1981年のあの頃
NHK FM毎週火曜日夜10時サウンドストリート、パーソナリティーは坂本龍一、この番組がきっかけで、YMO以外の色々な音楽に目覚めていく。YMOと私:4からの続き。サウンドストリートで得たYMO新譜リリース情報を翌日伊藤ちゃんに知らせに行ったのだが、伊藤ちゃんは学校に来ていなかった。どうやら体調を壊したらしい。この頃から伊藤ちゃんは学校を休みがちになり、私の交友関係も広がりつつあった。YMO関連のレコードやテープを持ってると、必然的に人が寄ってきて情報が増え、そしてレコードのダビング依頼(テープに録音)も増えてきた。親父のオーディオはこの時大活躍だった。レコードを借りて夕方録音、時々友人が我が家に遊びに来てレコードを聴いたり録音したり。この時色々な同級生が家に来た。そんなに親しくなくともYMOやオーディオ目当てに来るのである。そのほとんどが現在交流皆無である(笑)。
伊藤ちゃんが学校に出てくる日が減ったため、新たに親しくなった友人からの情報や、サウンドストリートからの情報で、より多くの情報を得ることができた。中学一年の秋頃から冬にかけての記憶だが、かなり薄れておりテクノデリックを買った後の記憶が抜けている。引き続き残ってる記憶を書いていこう。1982年中学二年になり新たなクラスメイトができ、担任の男性教諭がオーディオマニアで、Nakamichi Dragonを持ってるという記憶が鮮明に残ってる。新たなクラスメイトの中に、洋楽からYMOまで幅広く聴く人物がおり、情報も知識もずば抜けていた。山崎君だ。明るいキャラでイケメンの山崎君は人気者で、晩生の私とは真逆のグループに属していた。どちらかというと下のクラス内ヒエラルキーに属していた私だったが、YMO好きということもあり山崎君と話す機会が増え、同じグループで行動を共にする機会が増えてきた。この頃伊藤ちゃんは学校を休みがちだったが、とうとう長期入院となってしまった。伊藤ちゃんのことは気にしつつ、新たな友人との交流で私にも大きな変化が起きてきた。
続く
インサイドフォースからの解放
2023.2.23
予告編
テクニクスのレコードプレーヤー、SL1200GAEのウイークポイントといえば?そう、トーンアーム。レコードによって内側に針が進むにつれ音が悪くなる、音が割れるなどの現象が起きる場合がある。1年ほど考え結論を出した。
別置タイプトーンアームの決定版である。ViV LaboratoryのRigid Float Ha 13インチタイプである。噂に違わぬ素晴らしい製品!これでインサイドフォースの悩みから解放されそうだ。いずれニュースコーナーで詳細報告しますね^^
YMOと私:4
2023.2.17
YMOと私:4
中学1年1981年のあの頃。
伊藤君(いつも伊藤ちゃんと呼んでいたので、以下伊藤ちゃん)というYMOの情報源かつ親友ができたおかげで、私の中学生活は部活(野球部)と音楽に明け暮れていた(勉強はそこそこできた)。BGMに続きパブリックプレッシャーも伊藤ちゃんに教えてもらった。BGM以前の楽曲中心だったので、すんなり耳に入ってきてリアレンジされてる内容に大興奮したものだ。そして異色の作品増殖だ。落ちが無いんだが面白い!中学生には理解できない内容もあったが、かっこいいYMOのレコードということもあり、意味も分からないスネークマンショー含め夢中で聴いたな。いずれも伊藤ちゃんから借りて我が家で録音したテープを繰り返し聴いた。
そしてベスト盤的な増殖の海外編集盤の日本盤(ややこしわ)、これは誰だっただろうか、これも伊藤ちゃんから借りてテープに録ったかな?。Nice AgeやCitizens Of Scienceも大のお気に入りで、ニュース速報22番はもう….なんてセリフをまねてたっけ?そうそう、Solid State Survivor忘れてた(笑)。これだよこれ。YMOといえばこれなんです!これは誰に借りたか記憶ないが、我が家で録ったテープをとにかくヘビーローテで、それこそ擦り切れるまで聴いたな。YMOファンなら一家に1枚、いや3枚くらいあってもよさそうなものだが、自分は持ってなかったな。。。。YMO仲間に恵まれていたおかげ、かつ、我が家の録音環境が良かったおかげで多くのYMO作品と触れ合うことができた。その友人の中でも伊藤ちゃんは別格で、とにかくYMOについて造詣が深く中学一年の時点で細野さんの楽曲を好んで聴いていた。我々ミーハー目線で言えばRydeenやTechnopolisが好きだーってありきたりなんだけど、伊藤ちゃんはAbsolute Ego DanceやMad Pierrot、そしてなんとSimoonまでも大好きだと公言してた!やはり伊藤ちゃんは別格だ。13歳の時点で細野ワールドに心酔してるという。。。。
そんな中YMOのニューアルバム、テクノデリックリリースの情報が。1981年11月だったかな?たしか11月21日発売だったような、、、。これについては、毎週火曜夜10時坂本龍一のサウンドストリートより情報を得たように記憶してる。JapanのTin Drum(ブリキの太鼓)リリースに伴う曲紹介と合わせて、テクノデリック収録曲が数曲オンエアされてたように思う。リアルタイムでYMOニューリリースアルバムの情報を得た初めての経験だった。これはもう買うしかないと鼻息荒く伊藤ちゃんに報告しようと翌日学校へ。。。。しかし、伊藤ちゃんの姿は見当たらなかった。
続く
近況報告
2023.2.13
多忙極めておりますので短めに^^。
さて、滞りがちのホームページ更新、不測の事態が起きたとか、そういうことではないのでご安心ください。ただただ忙しく日々心を亡くしております。業務中心に動いておりますが、それ以外のことも色々ございまして、ホームページ更新まで手が回らない状態です。ここ最近機材環境が落ち着いてきたので、マスタリングソフトのアップデートや新規導入、MMカートリッジの追加などなど紹介したい案件はたまってきております。
本日はORTOFONのMMカートリッジの話題に軽く触れたいと思う。当ラボのメインカートリッジは基本的にMCなのだが、コースによってMMを使うこともある。しかし最近のMMカートリッジは繊細な音も出してくれるので、使用頻度が上がってきてる。その中でも画像の2モデルは特に良い音を出してくれる。
詳細はいずれニュースコーナーで紹介するが、左の2M Black LVB 250はMCカートリッジに近い繊細な音からパワフルな中低域も出してくれるので、高音質コースでも使うことがある。右のConcorde MkⅡ Eliteは中域の厚みと低域の量感がMMらしさを出しており、高域も低域にスポイルされることなくいい鳴りっぷりで、DJユースで良い箱鳴りが期待できそうなので、3月のイベント時にConcorde MkⅡ Eliteで録音した音源を使う予定。結果良ければDJコースでも積極的に使ってみたいと思う。
本日も業務の合間をぬって書いております。さて、卒業記念レコードの録音を開始します。
YMOと私:3
2023.2.3
YMOと私:3これを書きながら思うことは、昔の記憶、かなり薄れております。加齢に伴う事象なので仕方ないですが、、、。
中学の頃になると、周りのYMOファンも一定数おり、だれがどのレコードを持ってるという情報も自然に入ってくる。そんな中、BGMというアルバムを借りる機会が訪れた。YMOといえばファーストやSolid Stateのイメージしかなかったので、初めてBGMを聴いた時は何と暗い!がファーストインブレだった(笑)。なんだかすごく怖いものを聴いた印象が強く、しかも各曲の収録時間が揃っていたりで、中学1年生には少し刺激が強すぎた。これを貸してくれた伊藤君曰く、当時の最先端の音楽だが、大音量で聴くと頭がおかしくなる!なーんて言うもんだから、BGMの印象は更に暗く恐ろしいものへと私の中で変化した。そして、YMOって怖い、なんだかヤバいと胸騒ぎを覚える中、怖いもの見たさでBGMを聴き込み、そして惚れ込み、エレクトリックミュージックの世界にはまり込んでいくのであった。
ちなみに、伊藤君はYMOの情報通で中学時代の親友であった。幼稚園、小学2年までは近所に住んでおりよく遊んでいたが、お隣の学区(小学校)に転校してから交流が無くなった。しかし中学では同じ学区となり再会し再び交流を深めるのであった。幼馴染であると共にYMO通となっていたことで、伊藤君との距離が一気に縮まった。中一のころ一番遊んだのが伊藤君で、頻繁にお互いの家を行き来しYMOを聴きまくった。本当に懐かしい(笑)。BGMを教えてもらう前にPublic Pressureや増殖も教えてもらった。伊藤君との再会は私の中で大きかった。YMOとの出会いは私の人生において大きな出来事であるが、元を辿れば伊藤君との再会が私にとって大きかった!私はどちらかというと全てにおいて晩生(おくて)だった。自らYMO情報収集することはなかったであろうと思うと、やはり伊藤君との蜜月はかけがえのない時であった。
次回は伊藤君との思い出含め、YMOやソロ作品について触れていこう。今後登場人物はイニシャル表記ではなく名字で^^。
YMOと私:2
2023.1.31
YMOと私:2記憶を辿りながら、忘れぬうちに、思い出したことを時系列に^^。
前回ラジカセ(ダブルデッキ)を買ってもらったとこまで書いたが、それと同時にYMOのミュージックテープも買ったと思う。確か黒のパッケージでbest of YMOだったかな?曲順や収録曲は覚えてないが、初期の有名どころが収録されてたように思う。これこそ飽きるほど聴いて周りの友達に勧めようと思ったが、私が小学六年の1980年といえば聖子ちゃんやたのきんの話題で持ち切り。アイドルの話題が載ってる平凡や明星など、教室で回し読みされてる中、一部の友人と暗くYMOの話をしてたように記憶してる。自宅では親父のオーディオを使い、スーパーカーのエンジン音を収録したレコードや、イーグルス、ピンクフロイドのレコードを聴いていた。
そんな中自分のレコードも欲しいと思い、親父に頼み込んでYMOのレコードを買ってもらった。こちらのページ冒頭にも書いたが、ユキヒロの音楽殺人が私にとって初めてのレコードだった。大事に使いたいと思いカセットテープも買ってもらった。たしかソニーのノーマルテープBHFだったかな?緑のやつ(笑)。懐かしいね。それに録音して繰り返し聴いていた。YMOとは少しテイストが違ったが、バリエーション豊富な内容に小学六年の私にも十分なじめる内容だった。この頃愛聴作品はYMOベストカセットテープと音楽殺人だったが、中学生になり多くの友人ができ、その中の一部は既にYMOレコードを持ってる者がいた。交友ツールとしてYMOのレコードがもてはやされることになるのだが、その時私の親父のオーディオセットと、シャープのダブルカセットデッキが大活躍。
型番まで覚えてないが、親父のシステムは、FM専用チューナー、レコードプレーヤー、プリメインアンプはTRIO製、レコード針DENONのMC、カセットデッキはSONYだったと記憶する。親父の趣味はオーディオで、JBLのスピーカーで大音量リスニングがメインだったが、FMラジオとレコードの録音も積極的に行っており、それなりの良いデッキを使用してた。その甲斐あって我が家で録音するテープは良い音との評判になり、多くの友人が我が家に訪れた。
今日はこの辺で。
YMOと私:1
2023.1.26
YMOと私:1ということで、肩の力抜いて書いていきたいと思います。長々と書くのもアレなので、短くシンプルに^^
さて、私がYMOを知ったきっかけはなんだったろうか?多分テレビから流れるCMか何かだったと思うがはっきり覚えてない。YMOって良いな、これがYMOかと、そう、YMOとの邂逅は小学6年生の夏休みだった。友人MT君の家に遊びに行ったとき、MT君兄の部屋から流れてきた音楽に反応した時だったと思う。MT家では離れに兄の部屋があって、MT君も自由に出入りできる環境だったらしく、夏休みは複数の友人で集まって適当に遊んでた記憶がある。兄貴は高校生でバンド活動をしており、当時流行のオーディオセット(黒のガラスラックにシルバーのオーディオ機器)やギター、音楽関係の雑誌が部屋に置いてあった。ギター以外を自由に使ったり読んだりできたため(寛大なMT兄貴に感謝)、そこからYMOや他のバンド、音楽情報と触れ合うことができた。
この時聴いてたのはLPでファーストアルバムのUSリミックス盤だった。小学生の眼にも相当インパクトが強く、ジャケットの美しさにも惹かれた記憶がある。コンピューターゲームのピコピコに始まり、ファイアークラッカーの爆発音、シムーンのイントロのブリブリ(笑)、コズミックサーフィンのスペイシーな効果音など、なんてかっこいい音楽なんだと感動した11歳の夏であった。夏休みの半分以上はMT君ちに通ってYMOや他の音楽を聴いてた記憶がある。
休み明けのむなしさから、自分でもYMOを聴きたい欲に駆られ親父に何かをねだった記憶がある。ここはかなりあいまいなんだが、レコードをねだったのだか、ラジカセをねだったのか、、、、最終的にシャープのダブルデッキを買ってもらった。THE SEARCHER-W 828当時定価98000円が68000円で購入することができた(この記憶かなり鮮明だw)。もちろん親父が金を出したのだが、私が音楽に目覚めたことを大いに喜んでくれ奮発してくれたのだと記憶してる。そう、MT兄部屋から私のYMO人生、音楽人生が始まったといってもいい、そしてTHE SEARCHER-W 828がこれから大活躍することになる。今日はこの辺で。
YMOと私:0
2023.1.24
サイト更新、滞っております。本日より天候悪化の為、外凍ってます。韻を踏むラップではございません(笑)。
さて、幸宏の死を悼みつつわが道を邁進する私ですが、私が最も愛するアーティストはYMOだということは何度か触れてきたが、知ったきっかけなど具体的なエピソードは紹介してないと思う。ま、50歳を過ぎれば記憶も曖昧になってくるので、YMOを知ったきっかけなど記憶を辿りながらこのブログに記したいと思う。いつまで続くかわからないが、気の向くまま記憶を文字に!次回よりスタート^^
謹賀新年:ノイズ対策
2023.1.2
あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。ちょうど一年前からホームページ更新が滞り始めたでしょうか。業務最優先を謳いサイト更新を怠けていた。ということではなく、実際2021年より2022年の方が確実に依頼が増え、様々なデジタル化案件に対応してきた結果、サイト更新が滞り気味となりました。2023年も状況は変わらないと思いますが、マイペースで有意義な情報からつぶやき程度の雑感交え更新していこうと思います。
2022年末は数年悩まされた謎のノイズ対策を講じておりました。某フォノイコライザーを某プリアンプ介して録音すると、特定の周波数帯に謎のノイズが乗っかる事象が長年の悩み(ハムノイズとは性質が異なるため、音には一切表れない)。115V昇圧トランスで対応機器をドライブすることで改善したものの、特定機器の組み合わせのみどうしてもノイズが乗っかるので、組み合わせをを工夫しながら録音業務を行っておりました。この謎のノイズについては原因不明で音には一切表れないので大きな問題として捉えてなかったのだが、とある機器を通すことで見事に消えたのである!音に出なくても精神衛生上よくないので、消えたことで波形も気持ちもすっきりした^^。
過去のノイズ対策や経緯、115Vトランス導入後もノイズ発生を抑えられなかった特定機器組み合わせや、ノイズを見事に消してくれたとある機器の紹介など、いずれニュースコーナーで紹介したいと思う。2023年は機器構成気にせずよりクリーンな音を提供いたします^^
上記画像が謎のノイズ。上下がLRチャンネルとなるが、各チャンネル上部に薄く数本の横線が走っている、これが謎のノイズ。コモンノイズ?間違いなく当ラボ電源環境より発生するノイズ。太陽光や蓄電含めたオール電化住宅故のノイズということと、プリアンプとフォノイコライザーに影響及ぼすことまでわかってきた。ようやくこの悩みからも解放された。
年末年始もお問合せ、ご依頼お待ちしております
2022.12.30
年末のご挨拶
今日は仕事納め。20220年はおかげさまで充実した日々を過ごせました。プライベートでは体調不良などございましたが、持ち前の気力で乗り切り、多くの仕事をこなしてまいりました。ご依頼いただたお客様、納品待ちのお客様、そして各レーベルのご担当者様、本年もお世話になりありがとうございました。2023年も変わらず高音質デジタル化に情熱をもって取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今日の予定は14時まで仕事、そのあとは中二の甥っ子とモデルガン(ガスガン)を買いに行きます。大晦日は親戚家族で撃ち合いです(的)。正月気分満喫後1/2からレコード洗浄始めたいと思います。
久しぶりの休養ですが、年末年始もお問合せ、ご依頼承ります。何かございましたらお気軽にご連絡ください。それでは良いお年をお迎えください。
機器レイアウト変更
2022.12.29
多忙極めておりますので短めに^^。
2022年残りあとわずか。仕事納めは明日です。以前からmusic toolsオーディオラック4台構成を画策してたが、なかなか時間が取れず放置しておりました。がしかし、このままでは年を越せないと思い、温めておいた配置プランへと変更試みた。ケーブルの長さや機器の高さなど、CADで描いたプラン通り絶妙なバランスでうまく収めることができた。本来music toolsラックの長手方向を正面に向けるのだが、90度回転することで4台スピーカー間に納めることができた。スピーカー間にラックを積み上げると音像が乱れるので、なるべく低くレイアウトできるよう工夫した結果下記の配置となった。
ジャンルによってプリアンプとフォノイコを使い分けてるので、FidelixのフォノイコとBenchmarkは正しく配置してないが、せっかくなので手前に置いて写真に収めてみた^^。しかし、このレイアウトだとAMARIの操作がしにくそうだが大きな問題は無し。構成上この位置以外にAMARIを置こうとすると、まとまらないので現状この位置がベストである!やはり、スピーカー間の機器は低くするに尽きる!ちなみにレコードプレーヤーに乗ってるのはDuran Duranのデビューアルバムである!好きなんですDuran Duran
静電気対策
2022.12.19
多忙極めておりますので短めに^^。
今の季節、レコード再生にとって最大の敵は静電気。録音時も影響及ぼすことがあるので、いろいろ対策をとっておりました。FIDELIXのNON-STATやアナログリラックスの除電ブラシなど、効果はそれなりにあったが、都度手をかけななければならないので意外と面倒だった。自身のレコードリスニング時は面倒なのでほぼ使わない始末。。。DS AUDIOのION-001 Vinyl Ionizerは優れた製品だが導入コストがかかる。同価格帯で高品質MCカートリッジが買えると思うとどうしても触手がのびない。そんな中某オークションを閲覧中に見つけたSFC SK-FILTER SUS [アナログ専用帯電イレーサー]。以前から存在は知っていただが購入には至ってない。オークションのプール金を下回る即決価格だったので即買いした。これはいい!効果抜群である!組み立てや調整、セッティングも簡単で効果も抜群、静電気の悩みがこれで解消された。
この季節レコードを裏返す際必ずパチパチってものすごい静電気が発生する。着てる服次第で更に凄まじい静電気が発生することもある。しかしSK-FILTER SUSを盤面ぎりぎりに設置することで、このバチバチ、バリバリが一切なくなった。もう少し早く導入するべきだった!お勧めの製品である^^。
近況:短めに
2022.12.10
多忙極めておりますので短めに^^。
心身共に快調ですが、日々業務で忙殺状態。ホームページ関係の更新はおのずと後回しになってしまう。しばらく更新がないとご依頼中のお客様も不安になるのでは?と、思いつつついつい業務優先。納期対応優先としておりますので、何卒ごご容赦^^。
さて、2022年もあとわずか。今年は色々な変化がありました。世界や日本の情勢は言わずもがな、当ラボも昨年よりさらに一段クオリティアップが大きな変化。そしてレコードレーベル様からの依頼が徐々に増えて参りました。再発CDやレコード等、各レーベルよりリリースされるものの中に、当ラボで仕上げたもの、板起こしのみ担当したもの、ノイズ除去のみ担当したものなど。レコードデジタルラボのクレジットこそ記載されないものの、黒子として多くの作品に関われてることも大きな変化です。一部クレジットされる作品もちらほら出てきているが、許可が下りれば当サイトで紹介しようと思う。
自分が担当した案件で、特にレコードリリースされたものは自身で購入している。当ラボ作成マスターデジタル音源と、リリースされたレコードの音質を比較することが目的。この点についてもいつか触れたいと思うが、あくまでも黒子であることを踏まえた上で、支障ない範囲というのが前提。あと、これは許可が下りてるが、状態の悪いレコードを新たに再発レコードとしてリリースされたもの。これのビフォーアフターも紹介したい。しかし、これもいつ時間が取れるかわからない。来年はさらに多忙極めることはわかっているので、年内紹介を目指したい。
以上簡単に近況報告しましたが、身体だけは丈夫なので、今まで同様、心とのバランスを保ちながら業務にあたりたいと思います。
サブウーハーデモ試聴
2022.11.20
多忙極めておりますので短めに^^。
現在ADAM SV5メインモニタースピーカー+SUB 12サブウーハー1台の構成なのだが、サブウーハー2台構成だとどのように聴こえるのか、いつか試してみたいと思っていた。先日その機会が訪れたので試してみた。結論から言うとリスニングポイント正面に配置した場合(下記画像参照)、思ったほど低音が感じられず、なんだか気持ち悪く感じてしまった。そもそも音楽が楽しめない、、、、。この構成はパスである。
続いてリスニングポイント背面に2台配置してみた(画像撮るの忘れた)。フロントスピーカー対面の位置に2台配置しいつものリファレンスを聴いてみた。素晴らしい音像が目の前に現れた!低音の量感がどうこうではなく、音楽そのもののリアル感が増した。俗に云うスピーカーの存在が消えたというのを体感した。サブウーハーの周波数帯域を色々試したわけではないが、初めに設定した状態がたまたま良かったのだろう、左右の広がりはもちろんのこと前後の奥行感まで増した。まさに立体的な音場が得られた。こんなことならもっと早く試せばよかった、、、、。
一般的にサブウーハーは一台でよいとされているが、当環境では圧倒的に2台使いが良い状態で音楽が楽しめた。80’sディスコ系12インチシングル複数試してみたが、マイルームがディスコと化した(笑)。これはぜひ導入したいところだが、外国製品なので入荷がいつになるのかわからない状態。とりあえず今日はこの辺で。
夢中だったあの日にタイムスリップ
2022.10.25
現在電源周りの見直しを行っております。115Vトランスや電源タップの追加に伴い、電源ケーブル見直しかねたデモ試聴などなど相変わらず忙しくしております。ニュースコーナーで紹介すべき案件が更に増えてきたが、業務最優先でサイト更新の時間確保できぬまま日々葛藤しております。で、結局仕事仕事でサイト更新は後回し。現在自分の時間はほぼない状態。それなりの息抜きも必要と思い、仕事環境リフレッシュかねて事務所の整理整頓を行った。その際YMO40周年記念再発リマスターアルバム初版特典ポスターが出てきた。当時の貴重な画像アーカイブやCM用のピンナップなど、それなりの大きさなのでこれは飾らない手はないと思い、リスニングポイントの正面に飾ってみた。中学、高校時代に戻った気分だ(笑)。これはいい!電源環境整い次第まずYMOを聴いてみようと思う。それを楽しみに日々の業務を頑張ります^^。

115V環境及び電源周り続報
2022.10.12
電源周り115V環境に向けて色々お試し中。デモ試聴機交えながら複数のパターン検証中。壁コン直つなぎより、タップ接続に優位性ありの見解は変わらないが、複数の115V昇圧トランスが絡むとなると、試してみないとわからないのが現状。で、ここ1ヶ月の間業務の合間に試しておりました。本日Audio replasのタップ2台(デモ機)届いたのと、数日前AMARI特別電源BOX115v仕様プロトタイプが届いたので、追加で色々検証しました。当環境ではどの組み合わせがベストなのかようやく見えてきました。いつかニュースコーナーで紹介しますが、組み合わせパターンが多岐にわたるので、文字数抑えてシンプルにまとめる予定です。

115Vトランス設置続報
2022.10.6
前回更新から10日ほど経過。明らかな更新ペースダウン。とにかく忙しくて。。。つい言い訳が多くなりがちですが、業務最優先とする場合、ホームページブログ更新は後回しとなること必然。ニュースコーナーやブログを楽しみにしてくださってる一部のユーザー様、何卒ご理解ください^^
さて、前回ブログで115Vトランスについて触れましたが、トランス、タップ、壁コンセント(2つ口)、各機器、これらの組み合わせで出てくる音に大きな違いがある。不具合なく単に音に変化があるなら、ケースバイケース、その日の気分で組み合わせを変えて楽しむのだが、場合によってはハムノイズや意味不明のノイズが出たり、、、また、録音ファイルの波形レベルで確認できるノイズが乗ったりで、イメージする組み合わせではなかなかどうしてうまくいかないのである。詳しい理由ははわからないが、1つの壁コンセント上トランス2台介在すると(タップで分散含む)何かしら問題が起きるようだ。耳で聴きとれるノイズや波形でわかるノイズなど、タップ介して機器の配列変えたりするも、わずかな軽減のみで業務上支障をきたす状況だ。トランスが悪いわけではなく、一般家庭の電源環境のセンシティブな問題であろう。マイ電柱のマイトランスがあれば全く問題ないが、一般家庭の電源環境は一筋縄ではいかない。
試しにブレーカーを共有しない別の壁コンセントでトランスを分けてみたところ、業務上の問題は解決した。ただ何となく精神衛生上よくないので、現状できる範囲で電源周りを拡張することにした。新たな壁コンセントを設置し(お気に入りのオーディオリプラス3点セット追加)ブレーカーにCross Pointをチョイスした。これで組み合わせのバリエーションが増えた。後は色々試してスイートな組み合わせを見つけるのみだが、ここ2日ほどで良い組み合わせを複数見つけた。あとは見極めるのみとなったので、もう少し詰めてみようと思う。
115Vトランスで環境一新
2022.9.25
9月は色々な発見があり、現状が最高環境構築に進展有!の重要な月となった。
懇意の音響機器関連のデベロッパーIさんとと機器販売店Sさんのおかげで、長年の悩みであったコモンノイズから解放されることに至った。九月は色々な機器のデモ試聴依頼を受けており、その中で大きな発見が複数あった。その中でも当ラボの環境に大きな革命をもたらしたのがこちらです↓

5.1Aの昇圧トランスです。音響ハウスの販売部門La Casa AcusticaのSさん監修による音質にこだわりにこだわり抜いた特別仕様の昇圧トランス。更なる音質底上げに大貢献するに至った。いずれニュースコーナーでレビューしますが、現在進行形でAMARIの別置電源も115V仕様で現在制作依頼しており、年内完成を予定している。これをもって最高の環境が構築される予定だ。もちろんこの別置電源も特別仕様115V昇圧トランスでドライブとなる。現在このトランスとアコリバのタップやオーディオリプラスの壁コンセントなど、そのような配列がベストなのか、10月に入ってから検証する予定だ。
とにかく、レコードのデジタル化で悩まされてたある周波数帯のノイズ、フォノイコライザーとプリアンプを特別仕様115V昇圧トランスでドライブすることで、見事に消えたのである!そしてより音の粒立ち、躍動感、立体感が増し楽しく音楽が聴けるようになったことも付け加えておこう。毎回同じようなことを書いてるが、現状が常に最高の音を目指してこれからも色々と試していこうと思う。改めて電源環境の重要性を再認識した。多忙につき今回は短めに^^
ちなみにこのトランス、2台導入済み^^
続、近況報告
2022.9.20
雑感ブログも滞っておりますが、日々激務と戦っております。丈夫な身体だけが取り柄なので、両親に感謝しつつ家のことと諸業務に奔走しております^^。ニュースコーナーやブログで紹介したい案件が溜まってきてる。現状考えると全て紹介することは難しい。選定しながら紹介となるが9月も月末にかけて激務必至なので、何を紹介しようか思案中。業務最優先となるので、超スローペース更新何卒ご容赦ください。
近況報告
2022.8.10
8月はあと2日で終わりますね。ここ最近ブログ更新も滞り一部のお客様には遅延のご案内をお送りしてる状態です。コロナ感染等不測の事態が起きたわけではなく、ただただ目の前の案件をこなしてる超多忙の日々を送っております。趣味のレコード鑑賞もできず、久しぶりのUSBケーブル比較試聴レビュー結果後編もストップしており、本人が感じていないのが幸いだが相当のストレスが溜まってる状態です。
ちなみにUSBケーブル比較試聴レビュー後編が遅れてる理由は、CROSS POINT USBケーブルニューヴァージョンデモ試聴用ケーブルに不具合があったことを主催者のサイトで知ったからです。複数のケーブルのうち何割かにパフォーマンスムラがあることが発覚したとのこと。。。私のところに届いた物がそれに該当するか否かは現時点でわからない。知ったとて時すでに遅し!直接連絡が来るのではなく、デモ試聴後数日経ってたまたまサイトを覗いた時に知ってしまった。できることなら知りたくなかったというのが本音。まあこの件についてはSBケーブル比較試聴レビュー結果後編で触れる予定。
とりあえず、購入後聴いてないレコードの一部画像貼ります。ジャケット眺めてるだけでワクワクします!レコードって良いな^^

USBケーブルを通してレコードを聴く
2022.8.13
短めに
デジタル化業務として日々レコードを取り扱ってるが、趣味として時間があるときはレコードを聴いている。フォノからプリアンプに送り、直出しのアナログソースを聴くのではなくAD/DAコンバータAMARIを介したアナログソースを聴く方が断然良い音なので、常に接続固定でAMARIの出音を楽しんでる。この場合USBケーブルは関係ない。しかし、数日前行ったUSBケーブルのデモ試聴以降、USBケーブル介したデジタルソースをAMARI介したアナログソースで聴いている。細かいルーティングはUSBケーブルレビューで公開する予定だが、この聴き方の方が個人的に楽しめたので、今後はこの方法でレコードを聴きたいと思う。
とにかくUSBケーブル介すと音が整うんです。私の概念が変わったと言いますか、JORMA DESIGNのUSB REFERENCEもかなり衝撃だったが、CROSS POINTのNew USBケーブル、そしてShunyata ResearchのOMEGA、これらハイエンドUSBケーブルの凄さを実感しております。画像はOMEGA使用中^^

15年間探していたレコードが近所に....
2022.8.10
8月に入り既に10日が過ぎました。早いところで明日からお盆休みだが、当ラボはお盆関係なく営業しております。
さて、先月末ちょっとしたディスコイベントでDJしてまいりました。飲食店のスペースを利用してるので本格的な箱ではないですが、地元出身のDJが回すということで徐々に人気が高まってるイベント。現在はコロナ第7波ということもあり集客は通常の1/3以下でしたが、万全対策の下気持ちよくプレイできました。地元出身DJの先輩Yさん(元King & Queen)とはここ数年複数のイベントでご一緒しており、当時も今も先輩DJとしても人間としても尊敬している方です。イベント前に打ち合わせかねて近くのカフェに立ち寄りました(イベント会場ではない)。そのカフェはYさんの先輩のお店で小さな店ながら石川県でも有名なお店である。7年ほど前に数回いった記憶があるが、今回久しぶりに訪れた際ある出来事が!衝撃の出来事が!
7年前は気付かなかったが、いや、恐らくそれは無かったと思う。店内天井近くの壁各面に複数のレコードが飾ってあるではないか。Yさんとレコードを眺めながら音楽談議が弾む弾む(笑)。そんな中入り口側の壁を見たところ、件のレコードが飾ってあるではないかーーー!しかもシュリンク付きプライスシール付きで!二度見ならず三度見!そのレコードへの思い入れをYさんに伝え、売り物かつ状態がよければ〇万円で買いたいくらいと冗談めかして言い放ったところ、Yさんがいきなり、マスター!レコード売ってくれる?って、言いやがった(笑)。そしてマスター即答でいいよーって(笑)。恐らく価値わかってないと思いつつ、ここは正直に足元見ずに、、、状態がよければ適正価格で購入しますよーって思わず言っちまった。早速レコードを見せてくれて、なんなら家で聴いてくればとのお言葉を頂戴しました。地元でもイケメンで有名なマスターだが、内面も超イケメンのおっとこ前である!いいんですかー?って目がハートマークのわたし。正直に相場を伝えた上で2日ほどお借りし状態確認。ジャケットも盤もそれなりの経年劣化はあったが、私の購入基準を難なくクリアしており、購入意思を電話で伝え翌日飲食かねてお店で商談成立と相成りました。
このレコードへの思い入れは長くなるので割愛しますが、リリース枚数が少なくコンディションの良いものは更に少ない超レア盤。昨年再発盤がリリースされたが最悪の音質だったので、オリジナル盤の希少価値は変わらない。



1984年リリースNetwerkのI Need Youというアルバム。15年前に知ったこの作品。当時から探していたが、コンディションが良く購入できる価格の品とはなかなか出会えなかった。このブログ2021年11月30日でも取り上げた再発盤で痛い目にあって半ばあきらめていた折に、ひょんなきっかけで立ち寄ったカフェでこの盤と出会い、先輩たちのご厚意で購入することとなるなんてー!今年は体調不良や針折れなど不運続きだったが、それらが一気に吹き飛ぶくらい良い出来事であった。Yさんとパインダイナーのマスターに感謝である^^。
ハイエンドUSBケーブル4モデル試聴完了
2022.8.6
本日は予告です。ハイエンドUSBケーブル4モデルデモ試聴完了しました。CROSS POINTニューケーブルXP-DIC/USB SELリリースに伴い、以前から気になってた2モデルJORMA USB REFERENCEとShunyata Research OMEGAv USBデモ試聴手配いただきました。8月7日(日曜日)の数時間を利用して比較試聴を行いました。高次元の比較だが違いが明確!とても有意義な時間でした。遅くとも8月中にレビューしたいと思います。

昨年末から今年にかけてスピーカーなど機材変更の結果、USBケーブル交換に伴う音質の変化は如実に現れました!私の嗜好中心のレビュー必至となりますが、興味のある方乞うご期待^^
大雨の影響無し
2022.8.5
全国ニュースや報道番組で取り上げられました石川県小松市大雨の報道について、複数のお客様よりお見舞いメール頂戴いたしました。お気遣いに感謝です。幸い私の住んでる地域は近くに河川が無いため、全く影響無く通常通り過ごしております。大雨による河川氾濫で被害を受けられた皆さまに対しまして、心よりお見舞い申し上げますと共に、皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
CROSS POINT NEW USBケーブル届く
2022.8.2
本日は報告のみ。CROSS POINT NEW USBケーブルが届きました。試聴用として新品を手配いただきましたが、気に入れば追い銭で購入できるシステムなので、近日中にデモ試聴します。メーカー様曰くかなりの自信作のようで、期待値が上がります!コチラにメーカー主催者様のブログリンク貼りますね。自信の様子が垣間見れます。ちなみに型番がXP-DIC/USB EN SE(現行USBケーブル)からXP-DIC/USB SEL(新USBケーブル)に変わりました。当ラボの過去レビューXP-DIC/USB EN SE
イベント無事終了、そしてDENON DJ Prime GOの出音について(軽く)
2022.7.18
ずいぶん間が空いてしまいました。昨日金沢市内で行われたDisco イベント無事終了いたしました。コロナピーク時の開催だったのですが、ずいぶん前に出演が決まっており、出演キャンセルするわけにもいかず、万全の感染対策の下出演して参りました。国や県の防止措置など発令されない中、主催者の最終決断にゆだねたのですが、結果的に皆さん楽しんでいかれたので開催してよかったと主催者共々胸をなでおろしてました。私もマスクしながらMCするスタイルを徹底し、なるべくDJブースから出ないよう細心の注意を払いDJプレイしました。

今回も全てレコードからのハイレゾ音源をDENON DJ Prime GO上で使用しましたが、機材独自のある癖を発見してしまいました。今どきの機材全てこのような仕様ということではないと思いますが、前回2021年12月開催のイベントで感じた違和感が払拭できました。DENON DJ Prime GOのマスターヴォリュームとチャンネルヴォリュームの設定次第で、出音にコンプ(音が圧縮される)がかかる現象を発見しました。
時間が出来たらニュースコーナーで紹介します。本日はこの辺で。
とうとうやっちまった
2022.7.14
デジタル化業務、イベント用音源作成、余儀ない私用などで多忙極めてる中、数日前MCカートリッジの針先を破損してしまった。高音質特別コースや高音質コースで使用するものなのでそれなりに高価なお品、、、。昨日ショップに送付し見積り連絡待ち状態。大きな出費となりそうだ。
朝早くから録音開始予定で、まず初めに針交換作業を行ったところ、手元が狂い床に落下!ヘッドシェルの接続部分から床に落ちたので、瞬時に針先は大丈夫だろうと思った矢先、バウンドした後にMUSICTOOLSラックの脚部にパチンと鈍い音と共に吸着された。MCカートリッジの強力なマグネットが鉄の脚に吸い寄せられた!!!!まるで木の枝に蝉がとまってるようだ。なんて言ってる場合ではない!絶望感と共にすぐに蝉を捕獲するかの如く手に取ってみた。カンチレバーは無事だが針先が無くなってる。やっちまったなぁー!5年前にも同様の事態に見舞われ落胆したが、今回はその時以上のショックだ。製品名と金額は伏せるが、私にとってお気に入りの一つ、実にもったいないことをした。
すぐに気持ちを切り替え業務再開したが、その日の夕方体調に異常をきたし翌日病院でお薬を処方していただいた。大したことなかったので大きな問題はないが、今年は色々なことが重なる。そういう年回りなんだろう。2022年も後半に突入したが、あと半年慎重に行動したいと思う。現在は心身共に回復し再び忙しくしている状態なのでご安心ください。
OZONE 9でダンスミュージックのマスタリング
2022.7.9
更新頻度が落ちております。当ラボの業務で、ホームページ更新の優先順位は低くなりつつありますが、現代のイベントDJもお仕事の一つとして請け負っており、良い選曲と高音質サウンドを届けるために日々頑張っております。デジタル化業務の合間に80’sダンスミュージックをアーカイブしておりますが、ノイズ除去後のマスタリングはizotopeのozone 9で行っております。ozone 9はスタンドアローンで使えるのでこれ一つで音質、音圧調整完結できます。ozone 9のMaster Assistantはダンスミュージックの調整には欠かせません。基本的なアタリをつける際にこの機能を使い、あとはモニターしながら自身の好みに調整し最終仕上げを行います。個人的にはダンスミュージックの音質調整に欠かせないツールとして大変重宝しております。
他のソフト上で複数のプラグインを駆使したものと、ozone 9のMaster Assistantで調整したものを比べても、後者の結果が良いことが多く、自分の耳の甘さを痛感することが多々あります(笑)。Master AssistantではEQやダイナミクス系のツールと共にマキシマイザーが要となるのですが、特にEQの設定などは真似しようと思ってもなかなかできません。大音量でモニターしても違和感なくすばらしい処理結果が得られるので、絶大なる信頼を寄せております。
本日も通常業務終了後に80曲ほど仕上げました。イベント用に準備した曲は255曲。あと175曲頑張らねば。当ラボのメインモニターADAM S5Vあってこそ、よりozone 9のすばらしさが実感でき、フロアでの大音量にも耐えうる高音質音源化が享受できるわけです!

Disco イベントに向けて
2022.6.27
今週末で2022年も折り返し地点に。今年はとにかく多忙極めており、明らかにホームページ更新が滞りがちです。当分このペース変わらないと思うが、高音質にかける情熱は高まるばかり。日々の業務で新たな発見もあるので、徐々にではあるが進化してるレコードデジタルラボです。そんな多忙の中追い打ちをかけるような多忙の波が大きく押し寄せようとしてる。。。コロナ禍が落ち着きつつある中、ディスコイベントも徐々に開催されるようになり、ありがたいことに複数のイベント出演オファーが、、、、。多忙と何が関係あるか?
高音質音源を売りにしてるDJとして、自身の所有するレコードの高音質デジタル化を業務とは別に進めていかねばならない。これはイベントのタイプにより選曲も関係してくるので、多くのレコードを引っ張り出して選定しなければならない。デジタル化後のノイズ除去と音質調整かねたリマスター作業が発生するので多くの時間を要する。幸いコレクションしてるレコードは状態の良いものがほとんどなので、ノイズ除去は目立つもののみとし、リマスター作業も音圧調整とEQ微調整にとどめ、録音作業以外は時間短縮を図っている。
そんなリマスタリング作業で改めて思うことは、ディスコ系のレコードって音が良いねー!マイナーレーベルのレコードでも驚くほど音質が良いものがある。この手はCD化されてないものが多く大変貴重なのでデジタルアーカイブにも気合いが入る。そして何より良い音でデジタル化することで、フロアのお客様にも楽しんでいただけるし、プレイするDJ自身も楽しめるから作業の苦痛はない(笑)。皆の笑顔が見たいから!なんてMCで言ったりしませんが、楽しく踊って満足していただけることが私にとってもエネルギーになるので、より一層デジタル化作業に情熱を注ぎ込めるのです^^。もちろんレコードデジタルラボとして、お客様からのデジタル化ご依頼についても同様に情熱込めて取り組んでおります。
多忙の波怒涛の如く来たれ!
レコードをNakamichi Dragonでテープに録音
2022.6.21
今日も元気に忙しくしております。日々多忙なのでなかなか更新できませんが、実は、新たなコースを新設する予定です。ただ、ページを作成する時間が無いので、運用時期は未定です。しかし、個別にご相談は受けたまわっております。
新設コースの一つは、高音質特別コースの上を行くプレミアムコースでして、コンディションの悪いレコードも完璧に仕上げ、再発レコードや再発CD音源作成をお手伝いするというもの。高音質特別コースはコンディションの悪いレコードはお受けできない場合があるが、プレミアムコースでは再リリース用に完璧に仕上げることを目的としてるので(主にレコードレーベルなど、業界向け)、これこそピンポイントノイズ除去を駆使し最高品質を謳うコースとして新設予定。ただし、擦れ音が多いレコードや、針飛びするレコードは適応外。
そしてもう一つは、レコードをハイレゾ化し、緻密なノイズ処理後マスタリングを経て、カセットテープに録音、つまりカセット録音サービスの新設である。少し前だが、高校卒業演奏会記念レコードの高音質化ということで、特別コースからのハイレゾ音源、CD、カセットテープ収録のご依頼がありました。テープへの録音は、24bit / 192kHz音源をマスタリングソフトで再生し、ADDAコンバータAmariの出力をNakamichi Dragonで録音するというプロセス。カセットテープはノーマルの新品を用意しました。Amariを介した音は素晴らしく、それをDragonで録音するとどうなるか?これがまた素晴らしい!このプロセスについては、時間が取れた時にニュースコーナーで紹介する予定。
過去にテープ作成のお問い合わせが複数あったが、プロセスが確立しておらず音質的に自信が無かったのでお断りしてきた。ノーマルテープでもこんなに良い音なら引き受けておけばよかったと少々後悔したが、今回品質的に問題ないと判断したのでカセット録音サービス新設検討中だ。本来ならメタルテープに収録したいが、新品購入はオークションを利用するしかなく、価格が高騰してるので現実的ではない。お客様側で用意していただくことも可能とすれば、より良い音で録音することもできるだろうが、ノーマルテープでも十分なクオリティが得られたのでよしとしよう。

ディスコ向け楽曲のUK盤とUS盤
2022.6.8
毎回ぼやいておりますが、今年に入ってから多忙極める期間が長引いており、優先順位的にサイトの更新が後回しになりがちです。紹介したいものがたくさんあり過ぎて、どれから手を付けていいやら日々葛藤しております。手っ取り早いのはレコードの比較なんですが、これも真剣に向き合い音楽と対峙するとなるとそれなりの時間を要します。比較するにしてもある程度予測しつつ期待に胸膨らませ挑むのですが、時に予測を覆す結果が出ることがあり、本日試聴した案件も予測に反する結果が出てしまいました。詳しくは近日中にニュースコーナーで紹介します。
なんだかワクワクさせるような言い回しで期待させたらすみません^^。過去に何度か取り上げてる12インチシングルの比較試聴結果の紹介です。タイトルにあるディスコ向け楽曲のUK盤とUS盤の比較で、80’sディスコ12インチシングルコレクターにとって迷走させる内容となります。まあ、個人的興味の比較試聴となりますが何卒ご容赦くださいませ。
Lyra Etna λの調整
2022.5.31
前回の雑感アップから10日経ちました。更新頻度が落ちております。優先順位決めて業務にあたっておりますが、マイペース更新でお付き合いください。早速本題へまいりましょう。実は、、、、以前から気になっていた件がようやく解決したという、、、、。購入後半年以上使用しておらず、装着後も数時間の使用にとどめていた結果この事態を招いたか?

Lyra Etna λの出音に少々不満がございました。LR出力バランスが明らかにおかしい!装着後初めて使用した際プリアンプはMODEL 1.4だったので、各チャンネルゲインを個々に調整したことでバランスの不具合は感じなかったが、プリアンプをBenchmark HPA4使用時にLRレベルの違いを発見。試しにモノラル録音レコードを再生すると明らかにL側音量が大きい、、、。他のカートリッジでは概ね問題なかったので、Etnaに問題ありと理解した。早速販売店に相談したところ、現在お使いのヘッドシェルとリードワイヤーにEtnaを装着状態で送ってほしいとのこと。販売代理店にて検証し問題あればメーカーで調整対応いただけるとのこと。検証の結果カンチレバーがにわかに左に寄っており、それに伴ってL側の出力電圧がメーカー基準より少し大きいことが判明。メーカー側で調整を行っていただけるとの回答。3日後手元に届き確認するも微妙にL側が大きい、、、。販売店に問い合わせたところ、恐らくヘッドシェルとリードワイヤーの接触不良、またはSL1200GAEのユニバーサルアームとの接触不良が問題ではないかと回答いただく。

早速ヘッドシェルをDS Audio HS-001に、他のカートリッジに装着していたAnalog Relax プレミアム吟醸リードワイヤーに変更したところ不具合解消!!!Etna自体も微妙な不具合があり、ヘッドシェル側にも問題があったようで、負の相乗効果でL側音量増大につながったようだ。

今回販売店様の懇切丁寧なご対応、代理店様及び-メーカー様の迅速かつ丁寧な作業のおかげで、本来のパフォーマンスを発揮することができるようになったEtna λ、ご対応いただいた方々に感謝です。そしてMCカートリッジの扱い方など、改めてアドバイスを頂いた。今まであまり気にしていなかったことが、実は劣化を誘発するということも新たに教えていただいた。今後も機材とレコードを大切に扱うと、改めて肝に銘じました。
80’s作品のリマスターLP
2022.5.20
5月も後半です。更新頻度が落ちております。優先順位決めて業務にあたっておりますが、どうしてもweb関係は後回しとなります。当面このサイクルが続きそうですが、マイペース更新でお付き合いください。


本日紹介するのは86年リリースGo Westのアルバムの2022年Vinylリマスター盤である。好きな作品なので、音質が良ければ購入したいが、気になるのはどこぞのレーベルからリリースされたのか?怪しいレーベル、怪しい再発盤は多々あるが、本作品の音質は間違いなく良さそうだ。↓リリース情報を拝借↓
今回リリースとなる『GO WEST』のアナログはアルバムのオリジナル・プロデューサーでもあるGary Stevesonによってオリジナルのプロダクション・テープから新たにリマスターされた音源を使用したクリア・ヴァイナル仕様。またカッティングはAlchemy Mastering at AIRで行われている。
高音質確定!早速オーダー。
早速聴いたが、予想通り素晴らしい音質であった!これは間違いなくオリジナル盤より高音質!とにかくバランスが良いのである。このような再発盤は大歓迎である。マスターテープからのリマスターという文言に弱いが、マスターテープの音声をどのようにデジタル化し、リマスタリング処理するのかそのプロセスに大変興味があるが、プロダクションによって違うんだろうな。レコードからの(板起こし)リマスターも、盤のコンディション次第で大化けすることを知ってる当方としては、2022 remaster VS レコードマスターを是非やってみたい。いつか時間が取れた時にトライしようと思う。レコードブームが(思いがけず)長期化してることは大変うれしいが、今後もこのような盤が多くリリースされることで、ますますレコードファンが増えることに期待したい。
連休明け、さらに多忙に
2022.5.15
ゴールデンウイークに入る直前、そしてゴールデンウイーク中、そして明けて数日、ますます多忙モード全開です。5/2コロナワクチン接種三回目にして初の副反応、丸一日作業できず、こんなに苦しいのかと悶えておりました。副反応明けはすっきり仕事もはかどり、複数案件こなしつつご依頼も増えつつ日々忙しくしております。当ラボではリピーター様からのご依頼が多く、長くお付き合いしていただいてるお客様が多いです。これからも増えていくであろうリピーター様には、常にご満足いただけるよう最善を尽くしております。ただ、レコードの状態に左右される部分が多いので、時に仕上がりに自信が無いこともございます。その時は盤の状態をご説明した上で正直にお知らせいたします。もちろん新規のお客様も同様のご対応させていただきます。
最善および善処が常ですが、病み上がりなどモチベーション低下の時期もあるので、その時はできるだけ休むよう抑制しております。無理がたたり長期離脱となっては元も子も無いですからね。うまく調整できるよう自分の体調と向き合って参ります。幼少のころから学生時代、そして社会人になってからも野球を続けていたおかげで、骨と筋肉はが丈夫であると接骨院の先生にお墨付きを頂いてます。幸い大病は未経験なのでこれからも体調管理しつつお客様のお役に立てるよう邁進いたします。明日からも頑張ります^^
フォノイコライザーの比較
2022.5.7
さて、ゴールデンウイークも残りわずか。当方すべて仕事で埋まっておりましたが、本日夕方には目標分が終了し以前から試してみたかった、フォノイコライザーのガチ比較準備をしておりました。


使用する針(Lyra Kleos)とレコード(左側A面一曲目)は同じで、4パターンで録音しデジタルファイルの音質比較を行うというもので、3種類のフォノイコライザーを使用しました。



3種類のフォノイコライザー使用の際、間にプリアンプのMODEL 1.4を介しAMARIに送るパターンと、フォノイコライザーからダイレクトにAMARIに送るパターン、計4種類のファイルを用意しました。フォノイコライザーからダイレクトにAMARIに送るのはViolectricのPPA V600で、実はこれがメインである。
PPA V600はLRバランスの微調整と6段階のゲイン調整ができるので、プリアンプ介さずにAMARINI送ることで、よりリアルな音が得られるのでは?と考えたわけです。以前からこの点について何度か考察やデモ試聴していたが、今回のようなガチ比較はまだやっていなかった!というのも、PPA V600の出番がVIOLECTRIC PPA V790の出現により無くなるかも?となったわけで、近日中に比較試聴結果及び機器のルーティングなど、ニュースコーナーで紹介したいと思います。
7インチシングルの楽しさ
2022.4.29
ここ1週間くらい近年まれにみる多忙さで、日々の業務と私用で疲労困憊状態でした。本日より通常モード、、、と言っても業務の忙しさは変わりないですが、ほんの少しレコードを聴く時間ができました。今日は以前から貯めていた未試聴の7インチシングルをチョイスしました。私にとって7インチシングルの楽しさはなにか?まず、dj時代多用していた12インチヴァージョンとの違いが新鮮ということと、物によっては音に圧がかかった迫力の音質が高音質に聴こえることである。12インチを短く編集したヴァージョンが時に面白くもあり、また、時々どえらい高音質な物に出会うことがある。今日聴いた数枚の中ではJapanのLife In Tokyoが飛びぬけて高音質であった(画像上段真ん中)。kraftwerkのTour De FranceはかっこいいロングRemixヴァージョンの編集盤で、コンパクトにまとめてある、イベントなどでさりげなく使え重宝しそうなヴァージョンであったことを再発見できたりと、何かと7インチシングルは楽しいのである。LPや12インチシングルとはまた違った趣があるので、これはこれで今後もコレクションしていきたい。やっぱりレコードは最高である!
多忙さなかほんの息抜きの時間でした^^
更新滞る
2022.4.27
しばらく更新が滞りました。ただただ多忙なだけなので、不測の事態とかではございません。ご安心ください^^。慌ただしくしており更新まで手が回らない状態です。週末には何か上げようと思います^^
気になる製品
2022.4.17
気になる製品
これは良いです!多分。試聴するまでもなく!Audiotechnica AT-ART20いいですね!
これは常に気になる。録音はCross Point XP-DIC/USB EN SEで、リスニングはJORMA USB REFERENCE理想です。
Nakamichi Dragonで録音する
2022.4.13
今日は短めに。時々お問い合わせいただくのが、レコードやCDをカセットテープに収録してほしいというもの。カセットテープをご用意いただける方のみお受けしております。Nakamichi Dragonで録音希望という方が多いです。にわかにそのような相談が増えております。また、Nakamichi Dragonを通した音を利用してマスタリングというご依頼も稀にございます。音源次第ですが良い結果が出る場合があるので、同様のご依頼ご相談承ります。特に価格設定しておりませんので、収録時間より算出いたします。なお、レコード、CDをDragonでテープに収録というサービス、コースに加える方向で検討中です。時期は未定です。Nakamichi Dragonを利用した音は独自の質感があるので、使いようによってはいい音で音楽が楽しめます。Dragon過去の記事ですがご参照ください。
KRAFTWERK THE MIX 2020年リマスター盤を聴いた
2022.4.12
ぼちぼち更新再開したい。ここ最近体調不良(帯状疱疹)もあり、余儀ない用事もこなしつつ業務にあたっておりました。いずれも通常に戻りましたので、ぼちぼちニュースコーナーやブログ再開したいと思います。とはいえ、マイペース更新となりますが、お付き合いいただけますと幸いです。
さて、早速本日の雑感ですが、たまたま購入後未開封だったものを聴いたのが上記画像の作品(右)である。KRAFTWERKの再発レコードです。左(2009年リマスター英語)、下(2009年リマスタードイツ語)、右(2020年リマスタードイツ語)である。個人的嗜好で恐縮だが、KRAFTWERKのLP、人間解体、コンピューターワールド、エレクトリックカフェ、ミックス、ツールドフランスが特に好きで、オリジナル盤から再発盤までコレクションしている。そんな中1枚問題作がある。下の2009年リマスタードイツ語盤である。2枚組なのだが、Disc 1のA面1曲目Die Roboterの終盤で必ず針が飛ぶのである。複数の針で試しても飛ぶのである。2009年新品購入当初は個体差不良品と思い仕方なくあきらめていたが、後にこの針飛びが個体差ではなくレコードプレスの元となるスタンバーに問題があるとのうわさを聞き、どこかの書き込みでも同曲の針飛びについて目にしたことがあるので、私以外の誰かの盤も針飛びが起こっていたのだろうと、それなら仕方ないと納得してた。
時を経て2014年リマスターとしてKRAFTWERKのオリジナルアルバムがリリースされたが、この時は触手が働かず購入を見合わせた。なので2014年盤の同曲も同様の針飛びが起きるかは不明だ。さらに時を経て2020年リマスター盤がリリースされるのだが、この時はカラーレコード仕様ということで衝動的に買ってしまった。針飛びのことなどすっかり忘れており、届いた時が超多忙時期と重なり未開封で寝かせた始末。。。そして前述の通りたまたま手にして再生してみると、なんとDisc 1のA面がラストまでスムーズに再生されたことに気付く。そういえば2009年のそれは針飛んでた記憶がよみがえり、引っ張り出して確認するもやはり針が飛ぶ。2020年リマスタードイツ語盤で再度確認するも針飛びはない。なんだかちょっとだけうれしくなったという話である。ちなみに2009年、2014年、2020年のリマスターは、恐らく2009年の音源を利用してると推察する。
そもそも2009年盤の初期盤すべてが針が飛ぶかは定かではないが(Discogsに一部の盤で針飛びの件記載有Notes参照)、少なくとも2020年リマスタードイツ語盤Disc 1 A面1曲目は針が飛ばなかった!同じ境遇の方がおりましたら、2020年リマスタードイツ語盤お勧めです^^。ちなみに音質は申し分なしです!最高です^^
カートリッジ比較予定
2022.4.6
少し更新頻度が落ちておりますが、元気に業務にあたっております。偶々ですが、4月頭は余儀ない事情で外に出ることが多かったので、業務以外で音楽を聴くことが少なかった。来週11日以降は通常に戻れるので、比較案件などニュースコーナーで紹介していこうと思う。もちろん業務最優先なので、マイペース更新となります^^。画像は私の大好きなLYRAの名機であります。普段使いはしませんが、状態の良い盤限定で使用しております。
メイン機材画像一覧
2022.4.1
Robotronik-Kraftwerk
2022.3.27
Kraftwerk1991年リリースのRobotronikですが、彼らの12インチシングルの中で一番好きなトラックである。3/25にリリースとなったKRFTWERKのREMIXESだが、Robotronikが収録されている。私にとってRobotronikが収録されてることが一番の魅力であり、わざわざkraftwerkのオフィシャルサイトKling Klang Produktのページで限定盤カラーヴァイナル仕様をオーダーし、アマゾンでは通常黒ヴァイナル仕様とCDをオーダーした。
というのもRobotronikの12インチシングルUK盤が最高に音質が良いのだが、盤が繊細でミントコンディションが非常に少ない。要は良いコンディションの盤がとても少ない。私が所有してる盤も多少チリチリノイズが入るので、できれば完璧なものが欲しい。そんなわけで今回のRemixesに期待を込めてオーダーしたのだ。早速黒ヴァイナル仕様を聴いてみた。んー、オフィシャルの割になんか音質が微妙なのだ。ことRobotronikに限ったことである。他のものはまあまあ良い音で貴重なヴァージョンも収録されており満足度は高い。しかし、Robotronikは期待外れの音質である。チリチリノイズは皆無だが、なんだか低域がもこもこしてるのだ。やたらドコドコしててとっ散らかってる印象だ。残念である。
ちなみに、Robotronikは、ヨーロッパ盤やUS盤にも収録されてるが、音質はいまいちである。UK盤が図抜けて高音質である。
私の高音質基準って?んー、どうでしょう、、、。良い音のレコードってどんなの?って訊かれれば、位相がピタッと合ってること!具体的にと訊かれてもうまく説明できないが、簡単に言うと左右のバランスが整ってることと、目の前の音像が乱れないこと。音像は横長の四角形のイメージで横に長いほうが好みである(上下の広がりは必要以上に求めない)。もっと言えばスピーカーの外まで音像が伸び、まるでパノラマワイドな音像が理想である。では、高音質じゃない場合は?んー、例えば位相の乱れ。位相が乱れると歪みが(イメージは平行四辺形)生じる。左右の広がりが狭いと正方形や菱形の音像となり、バランスが崩れると音像がいびつな四角形に変形する。これが気持ち悪いのである。そして音が悪いと感じるのである。
RobotronikのUK12インチ盤は正にパノラマである。低い位置で左右に伸びる低域をベースに、スペーシーなシンセやリヴァーブのかかったヴォコーダーヴォイスが時間を経るごとに左右に広がる。部屋全体がkraftwerkでいっぱいになる。機材が温まると異様なほどのパワーで圧倒される感覚に陥る。この瞬間がハマるってやつです。色々なカートリッジを使うが、押出強めで解像度高め、荒々しいパワーでレコードの情報を引き出すLyra DELOSが一番ハマりやすい。本日はDelosとフォノイコライザーViolectricのPPA V600 & FidelixのヘッドアンプLiricoでRobotronikを体感した。最高である!
KRFTWERKのREMIXESが届いた
2022.3.26
先日から通常モードで業務にあたっておりますが、今日は少し時間ができたので、新調したレコード針のセッティングかねてKRFTWERKのREMIXESを聴いてみた。オフィシャルリリースなので安心の高音質と予測するが、一部リイシュー曲もあるので、オリジナルリリース盤も用意して比較してみた。春頃ニュースコーナーで比較レビュー予定。本日は画像のみアップします^^
体調改善
2022.3.25
帯状疱疹だが、ようやく痛みから解放され痒みのみとなった。初めての経験だったが、痛みが先だったおかげで接骨院代が無駄になった(汗)。皮膚の異常と痒みが先であれば直ぐに皮膚科に行ったのだが、、、、まあ、普段からストレスを感じたことが無く、常に前向き思考の私も年齢や疲労の蓄積にはかなわないということが分かっただけでもよい勉強になった。しかし、圧倒的な集中力で仕事をこなすことを得意としてる私にとって、自身を制御することができるかどうかはこれからの課題。とりあえず今日は早めに切り上げるとします^^。
明日からは通常業務に加え、ホームページの機材情報などブラッシュアップ進めて参ります。
最近のオムニバスCD
2022.2.24
多忙極めておりますので短めに。最近80’sオムニバスCDリリース多いですね。久しぶりに購入して聴いたが、なかなか音が良い!リマスターされてるのかな。軒並み音圧高めだけど、疲れる感じはないですね。相変わらず定番もの多いが、12インチヴァージョンに特化した商品もあるので、興味深いもの複数購入しました。全て聴けてないですが軒並み高音質です!Now 82については、LPも同時リリースらしい。興味そそられるが、いまいち触手が働かない。
体調不良の原因
2022.3.22
先週中頃からの体調不良。特に右腕の不調、接骨院に通うもはかばかしくないので、整形外科で診てもらった。帯状疱疹であった。右腕の側面から手首にかけてのもので、時系列と症状を伝えたところ少し食い気味で帯状疱疹ですね!ってすぐさま診断確定。2月は特に多忙極めてたので、免疫力が落ちてたのでしょう、、、、50歳過ぎたら無理はできませんね。薬飲んで養生したいところですが、無理ない範囲で業務にあたります^^。
少しの期間定時上がり
2022.3.18
ここ5日ほど右腕から肩の側面にかけて痛いのだ。何もしない時もずきずきするし、左手でさするとなんだかそわそわして明らかな違和感。定期的に体のメンテをお願いしてる接骨院で施術を受けると一時的に楽になった。午前中は問題ないが夕方には痛みが出るので、ここ数日5時に仕事を終了し無理せず過ごしている。接骨院の先生曰く疲れがたまってるとのこと。思い当たることだらけなので、休憩交えながらスローペースで仕事しております。今週末世の中は3連休なので、私もゆっくり休んでと思ったが、そうも行かないのでいつもの半分の時間だけ仕事することにします。少しずつ回復してるので、3/22から通常体制で業務にあたります。仕上がりクオリティに影響ないので、ご心配には及ばずです。とりあえず仕事以外の時間はレコード整理か、レコード聴くかただいま思案中。多分レコード聴いてしまうんやろなー。聴いてないものたくさんあるし、CDも聴いてないの山ほどある。。。
俺は大丈夫と思っていたが、五十肩になってしまったようだ。痛い(汗)
満を持して!って、結局お前もか!
2022.3.5
昨日期待を込めてScritti Politti再発CDについて触れた。待ちきれずCDリッピングをした。その段階で愕然とした。wav音源の波形を見てしまったのだ、、、、、
とほほである。数年前にリリースされたベスト盤も酷い波形だったが今回も酷いです。もしかして同じ音源を使ってるのか?ダイナミックレンジなどありゃしない。。。パッキパキの痛々しい高音とでたらめに抑揚するドラム、、、音量上げるとたちまち阿鼻叫喚の坩堝!まさにカオスである。残念です。今どきこんなに音圧上げてどうするの?と言いたくなるほど波形は海苔状態。本来の楽曲から想像する波形はこんなではない。レコードとの比較を楽しみにしつつ、ピクチャーCDの体裁も良く自身のレコードマスターCDと比較するべく画像も用意したのに。ま、せっかくなんで載せときますね。
再発CDのみリリースが半年以上遅れたのは、良い音質の物を出したいが故の?と、推察してたのだが違うようだ。なんで遅れたのか全く分からない。権利関係か?まあいいや。気持ち切り替えてレコードの比較レビュー頑張ります^^
ようやく届いた!Scritti Politti 再発CD
2022.3.4
多忙極めておりますので短めに。多忙ピークを迎えておりますが、2022年は色々と盛りだくさんな1年となりそう。新たな出会いや素晴らしい機材の導入、ますます忙しくなりますが、レコードへの愛は変わらず!お気に入り作品の再発レコードやCDとの音質比較など、紹介したい案件も盛りだくさん。このページでつぶやくばかりで、なかなかレビューできない現状のさなか、遂に!待望の!待ちに待った!Scritti Politti 再発CDが届いた!リリースアナウンスから紆余曲折あったのでしょう、半年以上遅れてのリリースとなったようです。個人的な目玉はリマスタリングでどのような音になったのか、そしてボーナストラックの12インチヴァージョンの音も大変興味深い!
彼らのオリジナルレコードを引っ張りだし、じっくり比較試聴するのはまだ先ですが、本日届いたCDと昨年11月頃届いた再発LPレコード画像をアップします。
日本盤の解説書も楽しみである。最近のCDは音質良いので、レコードとの音質差がどの程度まで縮まったか早く比較したいところだ。
そうそう、話は変わるが、昨年末一時的にコロナが落ち着いた折に、ディスコイベントでDJをしたのだが、その準備として使う音源を超高音質仕様でハイレゾ化した。ノイズ除去についても完璧な処理を施し、リマスタリング後にタグ付け、完璧なファイルを100曲近く作成した。新たに使い始めたTune Browserでハイレゾ音源を超高音質再生し音楽を楽しむことが、今年に入ってからの愉しみの一つとなった。まだ内緒だが、、、スピーカーを変更したので、新たな環境で見えてくる音があり、今後の音作りに活かすべく試聴の時間を日々設けている。業務最優先としてるので、聴けない日もありますが、なるべく聴くよう心掛けている。イベントで使うディスコサウンドに常に触れていたいというのが理由だが、50歳を超えると記憶が曖昧になることが増え、イベントで使う楽曲の小節数や拍数など記憶が薄れないよう鍛えてる部分もある(笑)。鍛える際にもやはり良い音で聴きたいですからね^^下記はTune Browserのスクショだが、使い勝手と再生レスポンスが良いので音質比較にも利用してる。ジャケ画像表記も大変ありがたい!今後はfoobar2000ではなくTune Browserを当ラボのデフォルトにしようかな^^
久しぶりのZAPP ロジャー
2022.2.28
多忙極めておりますので短めに。今日で二月が終わります。私の業務も今日でひと段落と行きたいが、そうも行かず、相変わらず多忙極めておりますが、そんな中でも一息つきたい時がある。今日は1時間ほどレコードを聴きました。昨年リリースされた再発ベスト盤である。アメリカオハイオ州の80年代を代表する重量級ファンクバンドといえば?そう!ZAPPである。ZAPPの主催者であるRoger Troutmanのバンドといっても過言ではない。
派手なレコードである^^。音質はというと、まあ、カッティングレベルは低いが、それなりに良いとしておこう。曲によっては??であるが、好きな曲は軒並み良かったので、満足度は高い。私がブラックミュージックを真剣に聴くようになったのは、社会人になったころである。いずれその話もするとして、本日チョイスしたレコードはZAPP & ROGERの80年代リリース作品のベスト盤だが、私とZAPPサウンドの出会いは、18歳のしがない専門学生のころである。
当時、友&愛というレンタルレコード店(懐かし笑)でバイトしてたんだが(NK口の駅前店である)、そこの店長Yさんが無類のブラックミュージックファンで、音楽の話になるとやっぱりZAPPだよって口癖だった(笑)。87年当時ユーロビートが世を席巻しており、店に置く12インチシングルレコードの大半はユーロビートだった。特に友&愛はディスコ系に強かった。NK口の店でも多くのユーロ系12インチシングルを取り扱っていたので、ディスコ好きな私には魅力的な店だった。しかし店でディスコの話になると店長のYさんが、ディスコといえばブラックミュージック、ブラックミュージックといえばやっぱりZAPPだよ!って毎回同じ話をされたものだから、いつの間にか私も周りに同じことを言っていた(笑)。必然的にZAPPを聴くようになり、1985年リリースのLPThe New Zapp IV Uが愛聴盤となった。そんな思い出に浸りながら聴くレコードも良いね^^
今日のフォノイコライザーはViolectricのPPA V600を使った。カバーを外すとにわかに音の抜けが良くなる!レコード盤の派手さも加わり、ねちっこいファンクナンバーを楽しく聴くことができた。そうそう、やっぱりZAPPだよ!
新品開封に伴いリードワイヤー入れ替え
2022.2.20
多忙極めておりますので短めに。Audio Technicaの2モデル比較試聴後、やはりAt-ART9XAが好みという結果になったことを先にお知らせいたします^^。その結果に伴い、予備未開封の品を新たに下ろしました。せっかくなのでアナログリラックスのリードワイヤーをEminent GLより移設。
At-ART9XAのほうが使用頻度多いので、アナログリラックスリードワイヤーの恩恵を多くの案件に享受させることが目的である^^
移設後確認試聴かねてPrinceのセカンドアルバム再発盤を聴いてみた。その前に、ジャケット印刷品質が悪い(笑)。この再発盤、Princeのオフィシャルサイトでオーダーしたんだが、、、大丈夫か?早速聴いてみる!一曲目のI wanna Be Your Lover(you tube リンクへ)が本命だ!ジャケット印刷品質の低さに不安があったが杞憂に終わった!音質は間違いなさそうだ!オリジナル盤持ってないので、純粋な比較はできないが、少なくとも目の前で鳴ってる音は素晴らしいです!音圧、音質共に申し分ないですね。さすがオフィシャルの再発盤。しかし、このジャケットはいかがなものか。。。個人的には音質最優先なので大満足である。ついでにAT-ART9XAとアナログリラックス大吟醸プレミアムリードワイヤーの組み合わせも最高である^^この組み合わせは高音質コースがメインとなるが、特別コースでも十分使えるクオリティですね。
デモ試聴予告
2022.2.14
多忙極めておりますので、とりあえずレビュー予定の画像です。
たまたま手にしたkajagoogooアルバム
2022.2.6
多忙極めておりますので短めに。本日マイバースデー^^。いつもと変わらぬ多忙な一日が終わろうとしてます。日中の業務のさなか、お気に入りLP作品を収めたレコードラックから適当にレコードを抜いて1曲だけ聴いてみた^^。偶々選んだ作品は、kajagoogooの1984年のアルバムIslandsであった。この作品はこちらのページ004で紹介しておりますが、私にとって思い入れの強い作品です。思い入れについては左記のページに書いておりますので、興味のある方は是非お読みください^^。
この作品、UKオリジナル盤、日本盤、ディスコ向けプロモ盤の3種類所有しており、本日手にしたのはプロモ盤でした。3枚のうちどれが一番高音質かについては、いずれ比較試聴で紹介するが、本日はアルバムから好きな曲1曲チョイスということで、B面3曲目のOn A Planeと思ったが、B面ラストのThe Loopを選択した。The Loopはインストだが実に良い曲だ。チャップマン・スティックを使ったニックの演奏や他メンバーの演奏力も素晴らしい!リマールの抜けた新生kajagoogooの一般的評価は低いように思うが、アルバムの内容や演奏力は素晴らしいと思う。キャッチ-な曲もあるが、テクニカルな曲やフュージョンっぽい曲もあって、1枚のアルバムで色々楽しめる。私の好きな二曲You Tubeリンク貼っておきますので、興味ある方は是非聴いてください。
On A Plane(You Tubeリンク)
The Loop(You Tubeリンク)
ADAMスピーカーデモ試聴
2022.1.29
多忙極めておりますので短めに。先日ADAMのS3Vというスピーカー自宅デモしました。現在S4X-VとSub 12を使用しており、ピュアオーディオ用途とデジタル化モニター用途で大変重宝しておりますが、現代の高解像度かつ重低音サウンドに対して、最新の(S3Vは2017年リリース)スピーカーはどのような音を出してくれるか?ということで懇意のショップ様の規定に従いデモ機を手配いただきました。
2017年リリースのS3Vですが、旧モデルはS3X-V。S4X-Vよりも一回り小さいので、比較対象としては物足りないと思ったが、S4X-Vの後継機S4Vというモデルが存在しないから仕方がない。S4Vを飛ばしてS5Vという価格も大きさもヘビー級モデルが存在するが、1本52kgあるので、搬送だけでも5万~10万ほどかかるので自宅デモは現実的ではない。したがってS3Vのデモ試聴と相成ったわけです。S4X-Vよりもひと回り小さいので、低域の物足りなさを危惧したが、その点はSub 12で補えばよいという安易な考えを持っていざ試聴!
試聴結果はいずれニュースコーナーで紹介しますが、結論から申し上げますと当ラボではS3Vの導入は無いです^^しかし、S3Vの素晴らしさは伝わったので、S4X-Vとの比較かねていずれレビューしたいと思います。今回は超多忙中につき簡単に紹介いたしました。
ある出来事
2022.1.27
多忙極めておりますので、ホームページ更新が滞っております。雑感ブログでぼやくのが精いっぱいの日々。完全に隔離状態だったのですが、先日大変な出来事に見舞われ、午後の貴重な時間全て奪われました。本来なら至福の一日となる予定だったが、思わぬ展開でまさに天国から地獄!
というのも、その日はある機材の納品日。搬入に気を遣うので朝から緊張しておりましたが、1時間ほどで設置完了。さて、その日の業務を早めに切り上げるべく、雑務を行おうとしたところパソコンがフリーズ!30分ほど手を尽くしましたが、起動音がカラカラ鳴るだけで先に進まない。7年ほど使ってたXPパソコンなので、寿命と思って諦め、、、いやいや、これ、実は私の業務上欠かせないソフトが入っており、これが使えないと死活問題となる。当ラボはデジタル化業務がメインだが、そのほかサブとしてCGや図面作成などの業務も請け負っている。そのサブ用のXPが動かないことにはどうにもならない。データやソフトが復旧できないとなるともう最悪である。新品の音響機器を試すどころではない。まさに天国から地獄である(汗)。
こんなことも有ろうかと思い、7年前に同じXPパソコン(2台購入)予備でストックしておいたものがあるので、それを引っ張り出しパソコン修理業者に持ち込み。特急作業で診断から移行までお願いした。隣の隣の市まで車で出向いたので、帰るわけにもいかず、コロナ対策しつつ近辺を外遊。夕方受け取り帰宅。特殊なソフトを複数使用するので、それらが稼働するか全て確認。100%移行が行われており、プロの仕事に感心しつつ再び業務に戻る。新規導入機材に触れることなく一日が終わるという、慌ただしい1日だった。おかげで業務に大きな遅れが生じ、リカバリーにさらに時間を要してるのが現状だ。週明けには通常に戻ることを願う。久しぶりの外遊でしばし息抜きできたことがせめてもの救いって?いやいや、データが生きてるかどうか、気が気ではない。食事もとらず緊張の数時間でした^^さて、ただいま21時です。これからノイズ除去。
Speaker Setting
2022.1.24
多忙極めておりますので、ホームページ更新が滞っております。紹介したいことがたくさんあるが、時間が無いのが現状です。業務最優先としておりますが、夜中にこそこそセッティングなど行っております。まだ詳しくは書けませんが、いろいろ見直し中。
画像は現在進行中のワンシーン。スピーカースタンドにCross Pointのインシュレーターを乗せただけのものです。スピーカー下すのも一苦労なので、今日のところはこの辺にしますが、2月に入ったらもう少し更新頻度上がるかな。。。いやいや、2月はもっと多忙になるので、ホームページ更新が滞りがち継続か。。。私の音楽リスニング時間を犠牲とするか、いえいえ、既に犠牲になっているので、他の何かを削ってホームページ更新にあてがうか。
現状が最高の環境
2022.1.20
多忙な日々が続いております。今年最大の多忙モード!って、まだ始まって20日。ホームページやブログ更新もままならない状態ですが、日々業務の中で高音質を感じております。ブレーカーとマスタークロックの一新、電源ケーブルの充実、プリアンプの使い分けなど、今年のラボはさらに進化しました!現在高音質運用中^^ということで、短めにまとめてみました。お待たせしてるお客様、順次進めて参りますので、引き続きお待ちくださいますようお願い申し上げます。
JAPAN傑作3アルバム見本盤揃う
2022.1.12
多忙極めておりますので、とりあえずJAPANの傑作3アルバムの見本盤画像紹介です。
プリアンプの使い分け、HPA4とMODEL 1.4
2022.1.8
2022年始まったばかりですが、相変わらず忙しくしております。日々の録音業務で使うプリアンプについて軽く触れたいと思います。
現状BenchmarkのHPA4をメインで使用しております。とにかくクリアでノイズが少なくレコードから拾い上げる音を忠実に再現してくれます。細かな音量調整やLRバランス調整もできて大変重宝しております。
PLAYdifferentlyのMODEL 1.4はサブの位置付けですが、クラブ系やダンス系サウンドで活躍してくれます。DJミキサーとは思えぬハイクオリティサウンド。HPA4と音質比較しても全く遜色ないが、使い勝手の良さからダンス系サウンドに特化して使用してます。また、音質調整の幅が広いことや(スカルプEQやフィルター)、マキシマイザー的な音圧アップツマミ機能があり、音質の要望など幅広く対応できるので、ダンス系のみならずケースバイケースでHPA4と使い分けております。
いずれ比較レビューしたいと思いますが、なかなか時間が取れそうにないので、使い分けとして紹介いたしました^^
謹賀新年:マスタークロック変更
2022.1.4
あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。ちょうど一年前は胃痛とエコキュートの故障で波乱の年末年始でした。今年は雪かきに少し時間を取られましたが、通常業務に支障をきたすことなく、順調に録音業務進めておりました。元旦のみ休みを取りましたが、それ以外はほぼ隔離状態でPCとスピーカー前に張り付いておりました。
年末に機材について触れましたが、まずマスタークロックの変更のご報告です。コチラで試聴感想述べておりますが、この後10MX等で使用されているルビジウムに寿命があることを知り、しかもじわりじわりとマスタークロックの効果が薄れていくという事実を知ったが故、、、、ついにMUTEC導入!いろいろな意味で大正解!いずれニュースコーナーで紹介したいと思います。
MUTECの電源ケーブルはJorma DesignのAC LANDA RHIIを使用。AMARIとのBNC接続にはCross PointのXP-DIC/BNC EN SE(2週間ほど前にヴァージョンUP)を使用。正確無比なデジタル環境を構築しております。今年も高音質を極めるべく、情熱を持って業務に取り組み邁進したいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
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